レース展望・予想

意欲の挑戦ブラックビアド「スプリング特別」(金沢競馬)

2019/04/16

4月16日(火)に行われる金沢競馬のメインレースは、第11レースで行われる「スプリング特別」(A1級二組、金沢競馬場1900メートル)です。

同じ距離で次開催の28日に行われる金沢スプリングカップへのトライアル戦となっており、勝ち馬には優先出走権が与えられます。今年度は新しい試みとして、重賞前の開催では距離選択ができるトライアル戦が組まれる予定です。

転入初戦を競り勝った◎7 ブラックビアド(セン8、中川雅之厩舎)が、金沢スプリングカップへの出走権を狙い挑んできました。大井で9勝を挙げている実力がありながら、長期休み明けから復帰して凡走が続いたこともあって、前走は3番人気と半信半疑でしたが、最後の直線で断然の1番人気に支持されたフェイマスラブと壮絶なたたき合いを繰り広げ、クビ差しのいでゴール板を駆け抜けました。まだ余裕残しの馬体ながらこれだけのパフォーマンスができれば、今後に期待が持てそうです。相手はワンランク上がりましたが、今回も持ち前の勝負強さが発揮できるなら格上馬相手でも好勝負ができそうです。

○4 マイネルリボーン(牡9、高橋俊之厩舎)は、今季開幕戦でグルームアイランドに引き離された6着でしたが、直線外から追い上げる脚は見せていました。このメンバーに入れば昨春の百万石賞を制している実績は抜けており、冬休み明けをたたかれて追い切りの動きにも活気が戻りつつあります。距離が1900メートルに延びるのは脚質から見てもプラスで、金沢スプリングカップに向けても復調のきっかけをつかみたいところです。

▲1 ドリームズライン(牡5、佐藤茂厩舎)も開幕戦は7着と中団追走いっぱいに終わりましたが、この中間は乗り込みが強化されたこともあって、気配は上向いています。昨年末の中日杯ではマイネルリボーンに先着しており、追い比べの展開になるなら直線浮上するシーンがありそうです。

転入初戦で末脚の良さを見せた△2 ティモシーブルー(牡5、金田一昌厩舎)や、転入初戦から3着に粘り込んだ△3 ミスアンナ(牝5、中川雅之厩舎)もコース2走目で上積みがありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔4・1・2・3(8点)
3連単(フォーメーション) 7→4・1・2・3→4・1・2・3 4・1・2・3→7→4・1・2・3(24点)

スプリング特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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