レース展望・予想

力の違い見せるバンドオンザラン「東海桜花賞」(名古屋競馬)

2019/04/11

4月11日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「第59回東海桜花賞(SP1)」(名古屋競馬場1400メートル)

かきつばた記念JpnIIIトライアルの地方全国交流重賞に、南関東、兵庫の遠征勢3頭を含む精鋭9頭がスタンバイ。もちろん、中心はレベルが高い南関東のバリバリのオープン馬◎4 バンドオンザラン(牡5、川崎・内田勝義厩舎)だ。一昨年の大井・優駿スプリントの優勝馬で、デビュー地北海道での重賞2勝を合わせて、3つのタイトルホルダー。昨秋復帰後は5戦未勝利も、暮れの浦和の重賞・ゴールドカップではしっかりと粘り込み、銀メダルを獲得。1200~1600メートル戦を主戦場にするスプリンターだ。東海地区には初遠征となるが、小回りの名古屋コースは、セールスポイントの先行力がいっそう生きる舞台でもある。デビューからずっと強敵相手にもまれたキャリアとスピードの違いをみせつけたい。

一方、差し勝負に持ち込めば○7 キクノステラ(牡7、兵庫・田中範雄厩舎)に出番が訪れる。中央時は500万クラスを卒業できなかったが、兵庫への移籍で素質が一気に開花。転入後、連勝街道をひた歩み、昨年12月の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIでは難敵中央勢相手にコンマ2秒差の3着に追い込んでみせた。前走の黒船賞JpnIIIでは不良馬場もあって追い込み不発に終わったが、地方馬同士の戦いへと変わる。シャープな決め脚で頭まで突き抜けていい。

地元勢では7ハロン巧者の▲6 メモリートニック(牡5、塚田隆男厩舎)に注目。昨年10月ゴールド争覇、11月笠松グランプリとともに1400メートル戦の地方全国交流重賞で、主導権を握って3着に逃げ粘った“韋駄天”だ。冬場は成績ひと息に終わっていたが、前走のオープン特別で久々に快勝し、復活気配がうかがえる。注文通り、主導権を奪えば勝ち負けが可能。

距離、相手を問わず堅実駆けに定評がある△8 ポルタディソーニ(牝5、瀬戸口悟厩舎)も3連単候補に欠かせない。

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馬単 4→3・6・7・8(4点)
3連単(1軸流し) 4→3・6・7・8(12点)

東海桜花賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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