レース展望・予想

スターリーウォリアの巻き返しなるか「るり溪ゴルフクラブ特別」（園田競馬）

2019/03/13

13日（水）の園田競馬メイン第11レースに「るり溪ゴルフクラブ特別」（A2、園田競馬場1400メートル）が行われます。

JRAから転入後に2連勝◎1 スターリーウォリア（牡4、諏訪貴正厩舎）が昇級初戦の前走2着の巻き返し必至です。JRA2歳新馬戦（東京ダート1300メートル）を2番手から抜け出し、2着に5馬身差で楽勝すると、3歳500万でも1400メートルと1200メートルで連続2着惜敗です。しかし、1600メートルに距離を延長した4戦目（東京）では3番手を進みましたが、直線で一杯になりブービー12着に大敗しました。この敗戦後に調子を崩しました。そして、昨年12月から園田に移籍です。約2カ月のレース間隔があいての初戦はプラス19キロの馬体重で2番人気でした。スタートひと息で5、6番手を追走し、内々を追い上げて、直線も最内を突いて抜け出しました。1番人気だった2戦目も余勢を駆って向正面からまくり切って、2着マコトタリスマンを4馬身ちぎりました。続く前走のA2昇級初戦も1番人気で、好位をキープした時には3連勝が濃厚と思われました。しかし、JRA3勝馬ロードヴォルケーノが地力を見せ、3/4馬身届きませんでした。さあ、今回は雪辱戦でもあります。雨馬場の味方もあって好位から抜け出しを期待です。

昇級戦でも楽な逃げが予想される○4 エイシンエール（牝4、渡瀬寛彰厩舎）が踏ん張れるか。園田デビュー6連勝で挑戦した重賞・園田オータムトロフィーは、逃げましたが3コーナーで捕まって初の敗戦（6着）でした。2カ月半の休養後にB1を2、1着で昇級です。マイペースが見込める逃げに、馬場も味方しそうです。

▲7 ロードヴォルケーノ（牡8、高馬元紘厩舎）は地力上位。前走では、向正面から外々を追い上げて、スターリーウォリアを破っています。雨馬場とクラス据え置き斤量1キロ増の克服がカギになります。

前々走に前述エイシンエールを破っている☆6 ブキス（牡5、小村正也厩舎）、JRA2勝馬で昨年11月の転入初戦を逃げ切った△3 タガノモーサン（牡6、碇清次郎厩舎）などが続きます。

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（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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