レース展望・予想

ニュースター誕生なるかナインオクロック「梅見月杯」(名古屋競馬)

2019/02/14

2月14日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「第20回梅見月杯(SP1)」(名古屋競馬場1900メートル)

登録のあった地元名古屋の最強馬カツゲキキトキトが脚部不安発生で回避。ガラリと一転して混戦模様に変わった。当地13連勝中の上がり馬◎10 ナインオクロック(牡5、川西毅厩舎)の未知なる可能性に大きな魅力を感じる。デビュー以来、負けを喫したのは移籍した中央での1戦だけ(18年2月京都)で、当地では負け知らず。再転入後も白星をずらり並べ、しかも快勝続き。特に圧巻だったのがオープン初挑戦となった前走である。「名古屋ナンバー2」のサンデンバロンらを相手に華麗な逃亡劇を披露し、5馬身差をつけて完勝した。力にセンスが備わってなければできない芸当だった。スタートに、二の脚も速い。さらに500キロを優に超える迫力ある馬体を誇り、トビがきれいでフットワークが大きい。本質的に中・長距離タイプと言える。前走初の1800メートル戦を悠々逃げ切ったのも納得の結果だった。ハイレベルな南関東や兵庫の遠征勢が控え、もまれた走りや、激しい流れのレース経験もない。不安要素は確かにあるが、まだ底を見せていない魅力の方が上回る。ニュースターの誕生に期待したい。

実績上位は兵庫勢の○1 マイタイザン(牡6、兵庫・新井隆太厩舎)と▲2 タガノゴールド(牡8、兵庫・新子雅司厩舎)。マイタイザンはデビューからエリート街道の重賞路線をずっと歩み、通算タイトル数は「6」を誇る。重賞・園田金盃優勝から2カ月のレース間隔が空き、仕上がり度がポイントになる。ただ、コース経験があるのも強みで、ロスのない絶好の1枠から高い先行力をアピールするか。

一方、差し馬向きの流れならタガノゴールドの出番。ナインオクロック、マイタイザンの同タイプの先行勢がお互いを意識し、速いペースを演出すれば、脚をためるタガノゴールドにチャンス到来。園田金盃ではマイタイザンからコンマ3秒差の4着に留まったが、JBCクラシックJpnIではカツゲキキトキトに先着を果たし、勝ち馬からも1秒1差と善戦している。長くいい脚をつかえ、交流重賞向きのタイプと言える。

近況は重賞続きで掲示板止まりだが、安定感ある走りに定評がある△11 ポルタディソーニ(牝5、瀬戸口悟厩舎)に、名古屋グランプリJpnIIに続いて意欲的に参戦してきたフレッシュ4歳△4 トーセンノワール(牡4、大井・高野毅厩舎)も警戒が必要。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 10⇔1・2・4・11(8点)
3連単(フォーメーション) 10→1・2・4・11→1・2・4・11 1・2・4・11→10→1・2・4・11(24点)

梅見月杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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