レース展望・予想

展開有利なケイツーシリング「如月特別」（笠松競馬）

2019/02/06

2月6日（水）の笠松競馬メイン第10レースは「如月特別」（C級15組(ロ)、笠松競馬場1400メートル）。

勝ち上がり対決のハイレベル戦だが、差し馬向きの流れと読んで◎7 ケイツーシリング（牝4、尾島徹厩舎）から狙いたい。前走の勝利はC級22組の牝馬限定戦と手ごろな相手のうえ、勝ち時計自体は平凡。しかし中団から一気に抜け出し、4馬身差の快勝。力強い勝ちっぷりに、鋭い差し脚は光っていた。メンバー構成をみると、逃げ、先行タイプが多く、テンから速い流れで推移する可能性が高い。当地転入後の6戦で馬券貢献を外したのが2走前（14組特別）の6着だけと、決まって末脚を伸ばしている。中央戦歴からもっと上位での活躍が期待できる好素材でもある。2度目の特別参戦で前進に期待したい。

前走抜群の勝ち時計をマークした○4 クリノエリザベッタ（牝4、笹野博司厩舎）も有力なV候補。昨今の笠松コースは時計の出やすい馬場コンディションだが、1分28秒6はクラスを考えれば水準以上の好タイム。持ち時計比較でも上位の存在で、先行馬に有利なペースなら押し切りは十分。互角の高い評価が必要だろう。

同厩舎の▲6 クリノカナロアオー（セン4、笹野博司厩舎）も差はわずか。詰めの甘い走りが多く勝ち味に遅いタイプだったが、好位からしっかり抜け出した前走は良馬場での1400メートルの自己ベストタイムを更新する走りだった。相手の出方をうかがいやすく、流れに乗りやすい外枠はレースもしやすい。注文通り運べば勝ち負けが可能。

同タイプの先行ライバルとの兼ね合いがポイントになるが、流れに乗ってレースを運べれば△8 トーセンジャスパー（牝4、後藤正義厩舎）、△3 キチロクアユノ（牝4、後藤佑耶厩舎）の2頭もチャンス十分。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票　
馬単（マルチ）　7⇔3・4・6・8（8点）
3連単（フォーメーション）　7→3・4・6・8→3・4・6・8　3・4・6・8→7→3・4・6・8（24点）

如月特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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