レース展望・予想

スムーズジャズ5連勝でタイトル奪取へ「新春盃」（名古屋競馬）

2019/01/03

1月3日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「第58回新春盃（SP2）」（名古屋競馬場1800メートル）

地力強化目覚ましい◎9 スムーズジャズ（牡5、川西毅厩舎）の勢いを中心視したい。昨夏、A級昇級直後は3戦連続して2着が続き、好勝負しても勝ち切れない面があった。しかし10月の4組を好位から鮮やかに差し切り、A級初勝利を飾ると、3組特別を逃げ切り2連勝、そして前走の昇竜戦も好位から鮮やかに抜け出し、現在4連勝。波に乗っている。当地初の1800メートル戦になるが、折り合いがつくタイプで、中央時は芝ながら中・長距離中心に使われていたことからマイナスにもならない。強化した追い切りで好タイムをマークし、中間気配は絶好。好調ライバルは多いが重賞初挑戦で制覇のチャンス到来だ。

明け4歳世代の多くが古馬トップシーンで活躍できないなか、○5 ウォーターループ（牝4、塚田隆男厩舎）は格付け初戦の準オープンを中団から巧みに抜け出し難なくクリア。重賞2Vに西日本ダービーで2着に粘り込んだ力の証しだろう。控える競馬もマスターし、走りに幅が出て、安定性を増したのも魅力になる。レース間隔は空くが、追い切り気配、動きともに上々。互角のV候補と言える。

距離の1800メートルを一番歓迎するのは▲11 アスタークライ（牡5、原口次夫厩舎）。ゆったりレースが流れる1800メートル戦では当地【1・2・2・0】と、5戦すべて馬券に貢献。持ち前のしぶとく、バテない差し脚が生きているようだ。馬券に欠かせない1頭。

崩れることは稀で、距離・相手を問わず堅実駆けに定評ある△7 エスタシオン（セン5、田中敏和厩舎）に、距離延長で一発を狙う△12 アイルーロス（牝6、迫田清美厩舎）も軽視できない。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　9⇔5・7・11・12（8点）
3連単（フォーメーション）　9→5・7・11・12→5・7・11・12　5・7・11・12→9→5・7・11・12（24点）

新春盃の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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