レース展望・予想

昇級戦でもエフヨンエフの勢いを買う「西宮えべっさんの酒特別」（園田競馬）

2018/12/20

20日（木）の園田競馬メイン第10レースに「西宮えべっさんの酒特別」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

JRAから転入初戦馬の取捨選択がカギですが、調子を上げて昇級◎7 エフヨンエフ（牝4、住吉朝男厩舎）の勢いを買います。JRAでは未勝利で、園田に転入2戦目から古馬混合になりました。C2は2、2、1着でクリアしましたが、C1時代が昨年9月から1年余ありました。今年9月にC1の2勝目を挙げB2に昇級後、末脚に鋭さが加わりました。前々走は逃げたスリングショットにアタマ差だけ届きませんでしたが、その前後のレースは勝っています。特に前走は2着アイスグレーを5馬身ちぎる圧勝でした。主戦の川原正一騎手がエイシンブリスに騎乗のため、吉村智洋騎手に乗り替わりでした。逃げたのは、そのエイシンブリス。一方、エフヨンエフのスタートは例によって良くありません。9頭立て最後方を進みます。向正面からスパートして3～4コーナーではエイシンブリスの外に並んで、直線中程で先頭に立つと2番手以下を引き離します。結果は好位にいたアイスグレーを5馬身ちぎりました。さて今回は、初のB1昇級初戦、前述したようにJRAから初戦馬など強敵揃いです。しかし、勢いでクリアすると見ます。

枠を主張して前走同様にハナを切る○2 ヒトモジノグルグル（牝3、雑賀伸一郎厩舎）が相手筆頭です。転入後は連続4着ですが、JRA所属時の9月、佐賀・霧島賞ではキヨマサ（現兵庫A1）を抑えて逃げました。結果は、そのキヨマサ（2着）に4コーナーで捕まって4着でしたが、ハナを切ればコース3走目の上積みも必至で粘り込みがあります。

JRAから転入初戦2頭では、ダートの新馬戦勝ち▲1 スターリーウォリア（牡3、諏訪貴正厩舎）が1番枠を生かして積極的なレースなら怖いです。

降級後は勝ち星こそありませんが、堅実駆け☆3 ロータスガーデン（牝4、小村正也厩舎）、JRAから転入初戦では1番人気で8着も変わり身必至△9 ベストインザスカイ（牡5、木村健厩舎）などが続きます。

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馬単（ボックス）　7・2・1・3・9（20点）
3連単（ボックス）　7・2・1・3（24点）

西宮えべっさんの酒特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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