レース展望・予想

充実一途モダンガールに期待「射手座特別」（名古屋競馬）

2018/12/05

12月5日（水）の名古屋競馬メイン第12レースは「射手座特別」（B級1組、名古屋競馬場1600メートル）。

好調馬ぞろいで力が肉薄。しかも逃げ、先行が勝ちパターンの馬が多く、流れや展開が読みにくい。どこからでも狙える難解戦だが、ただ1頭の3歳馬◎2 モダンガール（牝3、川西毅厩舎）から狙いたい。休養明け初戦だった9月の3歳1組特別こそ大きく失速し、7着に終わった。しかしその後の3歳1組では2、3、1着。セールスポイントの高い先行力で、コンスタントに勝ち負けしてみせた実力派でもある。一般格付け初戦の前走はLVR名古屋第1戦に組み込まれ、ハイピッチの逃げでハイレベルなメンバーを5馬身差完封。ポイントは過去に大敗（5月3歳1組で6着）しているマイル戦になるが、ロスの少ない絶好の内枠スタートはプラスに作用。なによりひと夏を越し、成長した今なら克服可能ではないか。メキメキと力を蓄える3歳フレッシュパワーに期待したい。

○7 エスペレラヴニール（牝4、原口次夫厩舎）も今秋復帰後、走りと内容が安定している。2走前は当地連勝中の断然人気馬を積極的に追う走りが失速をもたらしたが、前走のマイル戦では2番手からアッサリと抜け出した勝ちっぷりと時計ともに優秀。上々の当地距離実績【1・1・1・1】も魅力のひとつ。

地力派の▲1 ヴィエントゴールド（牡5、藤ケ崎一人厩舎）は久々をひと叩きされ、前進が期待できる。前走B級1組では6着に終わったが、約3カ月半ぶりのブランクがありながら果敢に先制。直線半ばあたりまで粘っていたレースぶりは今回にメドが立つ内容ある走りだった。上積みが大きい叩き2走目で変身が可能。

また、以前はモロさが同居していた△4 カレドヴルフ（牡4、角田輝也厩舎）は、近況しぶとさが増してきた。前走のB級1組特別でもわずかハナ差の2着惜敗。勝ち負けに欠かせない1頭だ。

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馬単（マルチ）　2⇔1・4・6・7（8点）
3連単（フォーメーション）　2→1・4・6・7→1・4・6・7　1・4・6・7→2→1・4・6・7（24点）

射手座特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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