レース展望・予想

オータムヘイローの古馬戦初勝利に期待「近江しゃも特別」（園田競馬）

2018/12/04

4日（火）の園田競馬メイン第11レースに「近江しゃも特別」（B1級一組、園田競馬場1400メートル）が行われます。

前走の地方全国交流・楠賞で人気の北海道2頭に続く3着◎4 オータムヘイロー（牝3、保利良平厩舎）が久々の重賞以外で古馬混合での初勝利を狙います。JRA3歳新馬戦（東京ダート1400メートル）を3番手から差し切りました。500万（芝の特別、ダートの一般）は2ケタ着順の大敗で今年6月から園田に転入です。3歳オープン（A・B混合）では、1230メートルでメイクアラッシュ以下を一蹴し、1700メートル戦は向正面スパートから4コーナーで先頭に立って、菊水賞馬アゼツライトに6馬身差をつける圧勝でした。B1を2、3着後は、重賞（準重賞）路線に乗りました。園田サマーチャレンジ（準重賞）、園田オータムトロフィー、笠松・岐阜金賞、楠賞では勝ち星こそありませんが、笠松の他は馬券絡みです。惜しかったのは園田オータムトロフィー（1700メートル）です。エイシンエールが逃げていましたが、4コーナーで1番人気コーナスフロリダと一緒に交わし、直線で一旦は先頭に立ちました。しかし、マークするように進んでいたクリノヒビキにゴール前で1馬身差されました。今後重賞路線に乗るためにもB1は早々と卒業したいはずです。

デビューから6連勝○11 エイシンエール（牝3、渡瀬寛彰厩舎）が前述した園田オータムトロフィーで初の敗戦（6着）です。内枠にカネトシバリアントがいますが、ダッシュの鋭さでは負けません。どこまでペースを落とせるかがカギですが、逃げ切りも一考です。現実に7月のB1戦では逃げ切って、前述オータムヘイロー（3着）に半馬身＋半馬身先着しています。

JRAから転入2戦目の前走で園田初勝利▲12 ブキス（牡4、小村正也厩舎）、同じ前走2着馬でJRAでは2歳新馬戦（福島ダート11150メートル）を差し切っている☆5 マコトパパヴェロ（牝4、木村健厩舎）、堅実差しの△1 キザシ（牡6、栗林徹治厩舎）、△6 トウシンムサシ（セン7、高馬元紘厩舎）なども連対候補です。

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馬単（ボックス）　4・11・12・5（12点）
3連単（1軸流し）　4→11・12・5・1・6（20点）

近江しゃも特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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