レース展望・予想

地元戦で巻き返し狙うナガラオリオン「あえのこと特別」(金沢競馬)

2018/12/04

12月4日(火)に開催される金沢競馬のメインは、第10レースの「あえのこと特別」(A1級一組、金沢競馬場1900メートル)です。次開催16日(日)に行われる今年最後の重賞・中日杯(金沢競馬場2000メートル)に向けての前哨戦となります。

◎3 ナガラオリオン(牡9、金田一昌厩舎)が地元に戻って巻き返しを狙います。名古屋のゴールド争覇に遠征した前走は、出遅れ癖が出てしまい後方からの追走になりましたが、4コーナー外から伸びて混戦となった直線のたたき合いに加わりました。結果は勝ち馬からコンマ4秒差の5着同着でしたが、久々の1400メートル戦で出遅れる不利がありながら、直線で差を詰めてきた内容に改めて底力の高さを感じました。その後は約1カ月ほどレース間隔が空きましたが、休まず乗り込まれており、以前よりも我慢が利くようになったように見えます。1900メートル戦は2走前に逃げ切っており、ペースが緩むこの距離なら多少出遅れてもリカバリーができます。

○8 メジャーシップ(牡7、佐藤茂厩舎)は今夏に門別から移籍してきて勝ち切れないレースが続いていましたが、前走の1900メートル戦で逃げたジッテに競り勝ってようやく金沢で初白星を飾りました。距離が短いと逃げた馬を捕らえきれないケースが多かったですが、1900メートルの方が力は出し切れています。今回も同じ距離なら逃げたナガラオリオンにゴール前で迫った4走前の再現が狙えそうです。

▲5 サノラブ(牝4、鈴木長次厩舎)は中央から転入後7戦6勝、2着1回と快進撃を続けている快速馬です。しかし今回は初めての1900メートルの上に、元中央オープンのナガラオリオンが相手では楽に逃してはもらえません。折り合いをつけてマイペースの逃げに持ち込めるかが、最後まで踏ん張れるかの鍵を握ります。

△10 マイネルリボーン(牡8、高橋俊之厩舎)は北國王冠で6着も追い上げる脚は見せていました。今春に行われた百万石賞を制した時と同じ青柳正義騎手とのコンビに戻るなら巻き返してきそうです。

中央500万下から転入してきた△2 ワンショットキラー(牡5、高橋俊之厩舎)はダートでの実績が乏しく、いきなりトップクラスで通用するかは疑問ですが、馬体の良さは目を引いています。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 3⇔2・5・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 3→2・5・8・10→2・5・8・10 2・5・8・10→3→2・5・8・10(24点)

あえのこと特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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