レース展望・予想

アイオブザタイガー盤石「兼六園ジュニアカップ」(金沢競馬)

2018/11/20

未来優駿2018シリーズのトリを飾る「第20回兼六園ジュニアカップ」(JRA認定2歳、金沢競馬場1500メートル)が、11月20日(火)の金沢競馬のメイン第10レースで争われます。最近はこのレースを狙って、シーズン終了直前の北海道から移籍してくる牡馬が増えていますが、今年も門別からの新しい刺客が人気を集めます。

◎4 アイオブザタイガー(牡、中川雅之厩舎)は、門別で7戦して3着以内を外しておらず、転入初戦から1番人気に支持されました。しかしスタートダッシュがつかず4番手からのレースとなる危うい展開。ですが、早めに仕掛けて2コーナー過ぎで先頭に躍り出ると、並びかけてきた相手を3コーナーから引き離して直線は独走状態。終わってみれば2着を6馬身離す楽勝劇でした。スタート時はヒヤリとさせられましたが、早めに動きながらも直線でもうひと伸びした勝ちっぷりはスピードだけでなく、スタミナの豊かさも感じさせました。引き続き追い切りの動きは軽快で、スタートを決めて先手を奪ってしまえば、後続に捕まることはなさそうです。

○2 ロンギングルック(牝、金田一昌厩舎)は、前走の金沢シンデレラカップで3着と地元勢で最先着を果たしました。ゴール寸前まで際どい勝負を演じた北海道勢には及びませんでしたが、向正面から追い通しの手応えながら最後まで崩れなかったのは評価できます。アイオブザタイガーが再び発馬で後手を踏んで先手争いが激しくなるなら、直線で交わすシーンがありそうです。

▲10 ハッピーフライト(牝、鈴木長次厩舎)は2走前に3コーナーでアイオブザタイガーに並びかけて見せ場を作っています。直線で突き放されて結果は3着でしたが、スタート直後の不利でスタミナロスがなければ、もう少し際どい勝負になっていたかもしれません。前走の2歳2組戦を2番手抜け出しでしっかり勝ってリズムは取り戻しており、外枠からでも先手を奪う積極的なレースを試みるかもしれません。

毎回後方からしっかり脚を伸ばしている△8 ミリオンピエール(牝、佐藤茂厩舎)や、前走出遅れながらも3着まで追い上げた△11 チジョウノホシ(牝、高橋俊之厩舎)も、前崩れの展開になるなら出番がありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 4→2・10・8・11(4点)
3連単(1軸流し) 4→2・10・8・11(12点)

兼六園ジュニアカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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