レース展望・予想

重賞も狙える？ヒストリーメイカー「いどり祭特別」（金沢競馬）

2018/11/04

11月4日（日）に開催される金沢競馬は、JBC競走発売のため全8レースと通常よりレース数は少なくなりますが、メインで争われる第8レースの「いどり祭特別」（A1級二組、金沢競馬場1500メートル）には、今後重賞タイトル獲りも狙える楽しみなメンバーがそろいました。

◎4 ヒストリーメイカー（牡4、鈴木正也厩舎）は前回のこのクラスで、転入から7連勝と負けなしだったルノートルを破ってV奪回に成功しました。スタートから積極的に仕掛けて先手を奪いペースを握ると、4コーナーでルノートルに並びかけられながらも直線半ばで突き放し、そのまま押し切る強い勝ちっぷりでした。勝ち時計も優秀で、休み明け2走目できっちり変わってくるあたりは、やはり素質がある証拠です。12月16日の中日杯を目標にしており、ここも勝ってさらに弾みをつけたいところです。

○7 ディアグリスター（牡8、菅原欣也厩舎）は前々回のこのクラスで2番人気に支持されましたが、好位から伸び切れず6着に敗れてしまいました。まだ7月の金沢スプリントカップで2着に伸びてきたようなデキではありませんが、夏休み明けをひとたたきされた効果は大きいはずです。ここで復調のきっかけをつかめるなら、今後の北國王冠や中日杯で不気味な存在になりそうです。

▲1 ノースウッド（牡6、高橋俊之厩舎）も5月にこのクラスを勝っており、力量上位の存在です。金沢スプリントカップやイヌワシ賞などの地方交流重賞でも掲示板内を外さなかった超堅実派で、今回も逃げるヒストリーメイカーを見ながら先行できれば、流れ込みがありそうです。

△3 ハルヲヨブオンナ（牝4、金田一昌厩舎）は前走のA1一組で5着まで詰め寄るのが精いっぱいでしたが、二組に下がれば追走も楽になるだけに見直しは当然です。

名古屋の秋の鞍で5着、笠松の岐阜金賞でも3着と健闘した△5 ハーキマーダイヤ（牝3、金田一昌厩舎）も末脚は切れるだけに警戒は必要です。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　4⇔7・1・3・5（8点）
3連単（フォーメーション）　4→7・1・3・5→7・1・3・5　7・1・3・5→4→7・1・3・5（24点）

いどり祭特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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