レース展望・予想

アイナが元A1級の底力発揮「新冠産駒杯」(金沢競馬)

2018/10/16

10月16日(火)に開催される金沢競馬のメインは、第11レースの「新冠産駒杯」(金沢競馬場1400メートル)です。3歳以上B1級以下の新冠生まれが出走できる準重賞で、ここ3年は3歳馬のワンツーフィニッシュが続いています。しかし今年の3歳馬はティアマト1頭のみで、人気になるのは過去にA級を駆けていた実績上位馬になります。

◎7 アイナ(牝6、中川雅之厩舎)はB1級で入着いっぱいのレースが続いていますが、昨年はA1級でも2着に連対していた実績があります。先行馬有利な傾向が強い今季の馬場状態では、B級に下がっても勝ち切れていませんが、直線に向いてからは上がりタイムは相変わらず悪くありません。1400メートル戦の方が末脚の切れ味が増す印象があるだけに、先団から離されず追走して直線の追い比べ勝負になれば、久々の白星が期待できそうです。

○4 ミスアバンセ(牝6、加藤和義厩舎)も今季は3着まで詰め寄ってくるのが精いっぱいで、以前のように中団から一気に伸びてくる末脚は見られません。しかし昨年の北國王冠で3着があるように、実績面はズバ抜けています。猛暑に苦しめられた夏場に比べれば追い切りの感触も徐々に上向いてきており、早めに動いて直線先頭に抜け出すことができれば、底力の違いで押し切っても不思議ではありません。

前走まさかの大敗を喫した▲5 メガンテ(牡6、高橋俊之厩舎)もこの顔ぶれなら見直しは必要です。今季大井から転入してきて、いきなり2連勝したスピードは見逃せません。2走前のように先手を奪って後続を引き離しながら4コーナー先頭で回ることができれば、ゴール前際どい勝負に持ち込めそうです。

△3 ヤマチョウタンゴ(牡6、黒木豊厩舎)も前走は出遅れてしまい5着と人気に反しましたが、転入から3連勝した鋭い末脚は魅力です。発馬を決めて好位からレースを運べれば巻き返してきそうです。

ロングスパートがきく△9 マイネルピオネロ(牡5、高橋俊之厩舎)も先行勢のペース次第ではゴール前強襲するシーンがありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔4・5・3・9(8点)
3連単(フォーメーション) 7→4・5・3・9→4・5・3・9 4・5・3・9→7→4・5・3・9(24点)

新冠産駒杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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