レース展望・予想

エムティアン、渾身の仕上げでDG制覇へ「エーデルワイス賞」(門別競馬)

2018/10/16

10月16日(火)の門別競馬メイン第11レースは、「第21回エーデルワイス賞JpnIII」(2歳牝馬、門別競馬場1200メートル)。

今年で21回目を迎える2歳牝馬限定のダートグレード競走は、昨年までの計20回で、地方馬が10勝、JRA勢も10勝を挙げている。もちろん、出走頭数の割合は地元ホッカイドウ勢を中心とする地方馬の方が断然多いので、正確には“まったく互角の成績”ということでもないだろうが、それでも“購入金額”等々、入厩時点での“期待値”が相対的に高いJRA勢に対し、地方馬がこれだけの勝ち鞍を挙げてきているのだから、地方馬の活躍に期待したいファンの皆さんにとっては“大いに楽しめる交流重賞”であるはずだ。

今年も期待したい地元ホッカイドウ勢のダートグレード制覇だが、新種牡馬パドトロワの牝駒◎11 エムティアン(山口竜一厩舎)が主役を務めるか。1000メートルの新馬戦、1200メートルのオープンとデビュー2連勝(いずれもJRA認定競走)の後、権利をつかんだJRA・函館2歳ステークスGIIIに勇躍、挑戦。秀逸なダッシュから4コーナーでは堂々先頭に躍り出て、そのまま押し切りを図るも、ゴール手前で外から伸びたJRA勢3頭に一気に交わされ4着に敗れたが、勝ち馬との着差はコンマ3秒と大健闘を見せた。JRA・すずらん賞では直線で失速し10着に終わったものの、地元ダートに戻った前走のオープン“JRA認定・ウィナーズチャレンジ6”では、今季2歳牡馬の短距離カテゴリーではトップ級に位置するエムオータイショウの2着。デビュー戦から12キロ増、前走比でも6キロ増と少し余裕を持たせた、本番を見据えた中での造りで本来のスピードを発揮できていたし、今回の坂路追いでは前走時を大きく凌駕する速い時計も叩き出してきた。陣営として、まさに“渾身の仕上げ”と言って良さそうな調整過程、そして昨年の大井リーディングである矢野貴之騎手を確保して挑む大一番だ。他の15頭を引き連れて先頭でのゴールに期待する。

相手には、ここまでのレースで素質の高さを印象づけてきた○7 スティールティアラ(角川秀樹厩舎)、▲15 デンバーテソーロ(JRA・栗田徹厩舎)、△16 アークヴィグラス(小野望厩舎)、×1 タイムゴールド(林和弘厩舎)を採り、3連勝式のヒモ穴で☆6 レコードチェイサー(角川秀樹厩舎)、☆8 ケイゴールド(JRA・中野栄治厩舎)、☆10 グレイアンジェラ(角川秀樹厩舎)、☆13 レスプレンデント(國信滿厩舎)、☆14 パレスラブリー(角川秀樹厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 11→1・7・15・16(4点)
3連単(フォーメーション) 11→1・7・15・16→1・6・7・8・10・13・14・15・16(32点)

エーデルワイス賞の出走表はこちら

(文/ひだか)


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