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エムザックヒーロー人気にこたえるか「石川門カップ」（金沢競馬）

2018/09/16

9月16日（日）に開催される金沢競馬のメインレースは、第10レースで争われる金沢デビュー馬による3歳準重賞「石川門カップ」（金沢競馬場1700メートル）です。10月23日に金沢で行われる西日本ダービー（2000メートル）へのトライアルになっており、遠征勢を迎え撃つ地元代表を決める一戦になっています。

サラブレッド大賞典で接戦の3着だった◎2 エムザックヒーロー（牡、加藤和義厩舎）が人気を集めます。直線の追い比べ勝負となった前走は3コーナーから一気に駆け上がって、先頭を走るアルファーティハに外から並びかけましたが、直線入口で突き放され、さらに外から伸びたハーキマーダイヤにも交わされて悔しい3着でした。2走前に久々に白星を飾ったあたりから、馬に走る気が戻ってきており、持ち前の機動力が発揮できています。地元大将格として本番の西日本ダービーに挑むためにも、ここをしっかり勝って弾みをつけたいところです。

○3 シオジスター（牝、金田一昌厩舎）は距離を嫌ってサラブレッド大賞典は自重しましたが、前走平場戦を逃げ切って改めてスピードがあるところを見せました。1700メートル戦は2歳時に金沢ヤングチャンピオンで2着に逃げ粘っていて、こなせない距離ではありません。今回も先手争いを制してマイペースの逃げが打てるなら、際どい勝負に持ち込めそうです。

不気味なのは▲1 サパティアード（牡、田嶋弘幸厩舎）です。中央未出走でキャリアはまだ6戦と浅いですが、好位追走から逃げた馬をあっさり捕らえた前走の勝ちっぷりの良さから、もっと上が望める器です。1700メートル戦は初めてとなりますが、前走と同様に内で脚をためながら好位から追走できれば、距離延長も問題なさそうです。

△5 スタークライナー（牡、黒木豊厩舎）は3歳B級1組で入着いっぱいのレースが続いていますが、堅実な差し脚は魅力です。

△8 キタカップ（牡、金田一昌厩舎）も同厩舎のシオジスターがいては前走と同様に2番手からのレースとなりそうですが、ペース次第で流れ込みが図れそうです。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　2⇔3・1・5・8（8点）
3連単（フォーメーション）　2→3・1・5・8→3・1・5・8　3・1・5・8→2→3・1・5・8（24点）

石川門カップの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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