レース展望・予想

シグマグレードが惜敗続きにピリオドを打つ「山田錦で乾杯」（園田競馬）

2018/08/24

24日（金）の園田競馬メイン第10レースに「山田錦で乾杯」（B2、園田競馬場1700メートル）が行われます。

堅実駆け◎7 シグマグレード（牡5、田中道夫厩舎）が今回こそ園田初勝利を狙います。JRA7戦（最高4着）後に名古屋で2走（最高3着）し、船橋へと転入。昨年9月の通算初勝利から3連勝後は2度の大敗（ともに10着）を経て、今年3月に兵庫へ移籍しています。当地では、9戦して直前の4戦連続など2着6回、3着1回、4着2回の成績。船橋での10着2回以外は地方で入着を外していません。園田で惜しかったのは4月のB2戦（1400メートル）でした。3コーナーで先頭だったレーヴァンドールにゴール前で肉薄しましたが、アタマ差だけ届きませんでした。その後、距離を今回と同じ1700メートルに延長した4走前はナイターで不良馬場。好位4番手を進みましたが、2番手から抜けたジャカンドジョーに2馬身差の完敗です。続く1700メートル戦では逃げたロマングレースに半馬身差まで迫りました。その後はコスモヴァーズにそれぞれ2馬身半、1馬身半差で連敗です。さあ、今回は園田の初勝利を目指して田中学騎手の手綱捌きが注目されます。

昇級後を7、5、3着○9 トウシンアサヒ（牡4、新子雅司厩舎）はクラス慣れが見込めます。向正面から動いて4コーナーで好位まで進出できれば逆転のシーンもあります。

JRAから転入初戦▲6 モンドバーグ（牡4、尾林幸二厩舎）はJRAから転入した昨年12月の大井のC2戦で2着に大差、3馬身差をつけ2連勝。B2格付けなら怖い存在と思います。大井での勝利のようにテンから動いて上位争いに加わります。

☆11 メイショウティグレ（牡5、栗林徹治厩舎）は昇級初戦ですが、C1の1870メートル戦と1700メートル戦を連勝した勢いがあります。

JRA帰り初戦の3走前を差し切った△1 メイクミーハッピー（牡4、橋本忠明厩舎）が続きます。前々走と前走も3着ですが、今回は1番枠の克服がカギとなります。

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馬単（ボックス）　1・6・7・9・11（20点）
3連単（1軸流しマルチ）　7⇔6・9・11（18点）

山田錦で乾杯の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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