レース展望・予想

当地無敗の実績持つナインオクロック「天白川特別」（名古屋競馬）

2018/07/18

7月18日（水）の名古屋競馬メイン第10レースは「天白川特別」（C級6組、名古屋競馬場1400メートル）。

勝ち上がり組4頭を含め、近況好ムードの馬が多く、好バトルが期待できる。中心は当地4戦4勝を誇る◎5 ナインオクロック（牡4、川西毅厩舎）だ。デビューは3歳秋と遅れたが、無傷の3連勝を飾り、今冬中央へ移籍。しかし500万条件での1走（15着）だけで名古屋へ戻った。再転入戦の前走C級13組では当地自己ベストの1分29秒6の好タイムをマーク。名刺代わりの大差での逃げ切り劇で、改めての能力の高さを強烈にアピールした。約4カ月半ぶりで仕上がり途上だった前走をひと叩きし、当然上積みも見込める。勝ちっぷりの豪快さから考えても連勝へ視界が広がる。

一番の相手は同様に再転入戦の前走を勝利で飾った○4 メイショウユウワ（牝4、坂口義幸厩舎）。短距離800メートル戦を水準以上の好時計で華麗に差し切る味な内容だった。中央在籍時の3歳条件交流戦で当地へ遠征し、1400メートル戦での勝利実績を持つ。7ハロンへの距離延長は問題ない。

兵庫からの転入馬▲3 アーダルベルト（牡4、坂口義幸厩舎）は不気味な存在。中央時に2度の入着キャリアを持ち、レベルの高い南関東でも勝ち星を挙げた地力派。手探り面も多い当地初戦になるが、C級からのリスタートは条件利もある。初戦からの好走に警戒したい。

他にも勝ちみは遅いものの、大崩れせず相手なりに走れるタイプの△1 オータムスカイ（牝4、今津勝之厩舎）、△7 タントミール（牝4、荒巻透厩舎）の2頭は3連単候補に欠かせない。

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馬単　5→1・3・4・7（4点）
3連単（1軸流し）　5→1・3・4・7（12点）

天白川特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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