レース展望・予想

善戦マン久々の勝利へサンタンパ「パキラ特別」（名古屋競馬場）

2018/06/19

6月19日（火）の名古屋競馬メイン第10レースは「パキラ特別」（A級3組、名古屋競馬場1800メートル）。

出走取消後でも確実に伸びる末脚が武器の◎10 サンタンパ（牡4、今津勝之厩舎）から狙いたい。展開や馬場に左右されやすい差しタイプともあって勝ち切れない走りは多いが、今年のA級特別戦で【1・3・4・0】。8戦すべてで馬券貢献する超安定勢力だ。そのなかには、難敵相手だった2組での2戦（4、5月）も含まれる。ポイントは球節炎で前回を自重したため、仕上がり度。ただ、直前15日の最終追い切りの動き、内容からほぼ臨戦態勢は整ったと言える。昨年の東海ダービー（1900メートル）の2着馬で1800メートル戦も望むところ。今年1月から遠ざかっている久々の勝利を飾るか。

○2 ゴールドトランプ（牡4、塚田隆男厩舎）も距離延長がプラスに作用する1頭。今春にA級昇格後も堅実な差し脚を発揮し、好勝負を演じている。最近2走こそともに先行有利な馬場コンディションと展開で3着止まりも、直線ではしっかりとこの馬らしさをみせる。差し勝負に持ち込めば当然勝ち負けだ。

▲7 インストアイベント（牡8、角田輝也厩舎）はソツのないレース運びができ、馬券に欠かせない。上位2頭よりも前で競馬ができ、成績にもより安定感あるタイプ。前走はレベルが高い中央馬相手と敗因もハッキリする。流れに乗ってレースを進めれば懸念材料の距離克服は十分。

△3 マスターリデル（牡6、瀬戸口悟厩舎）は差しタイプが多い構成を歓迎。ロスの少ない内の3枠スタートを生かしてマイペース先行なら、押し切りも狙えそうだ。

穴は近況善戦止まりも距離実績一番の△1 アスターオーシャン（牡5、原口次夫厩舎）だ。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　10⇔1・2・3・7（8点）
3連単（フォーメーション）　10→1・2・3・7→1・2・3・7　1・2・3・7→10→1・2・3・7（24点）

パキラ特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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