レース展望・予想

ハルヲヨブオンナに復調の兆し「オッズパーク杯」（金沢競馬）

2018/06/10

6月10日（日）の金沢競馬メイン第10レースは「オッズパーク杯」（A2級二組、金沢競馬場1500メートル）です。

フルゲート12頭立てとなって波乱の雰囲気が漂いますが、前走3着と変わり身を見せた◎3 ハルヲヨブオンナ（牝4、金田一昌厩舎）に期待したいです。冬場の名古屋遠征で連対を外さない走りを続けていたことから、地元に戻っても注目を集めましたが、好位をキープできず直線で伸びを欠くレースが続いていました。しかし前走は初めての1700メートル戦にもかかわらず、中団から内々を伸びて3着まで詰め寄ってきました。馬体重の減少が懸念されていただけに1カ月ほどレース間隔を空けたローテーションには好感が持て、レース内容にも復調の兆しが見えたことから、今回は久々の連絡みが狙えそうです。

○10 ツエーゲン（牝4、佐藤茂厩舎）は前走の1400メートル戦で、スタートから先手を争う積極的なレース運びで2着に踏ん張りました。勝ち味に遅いタイプですが、相手なりに自在に立ち回れる器用さがあるのは魅力です。勝ち星もあって相性がいい1500メートルは歓迎で、今回も先行スピードを発揮できればゴール前際どい勝負に持ち込めそうです。

▲5 トウショウギフト（牡9、佐藤茂厩舎）は前走も5着と連対圏に届きませんでしたが、距離不足でも持ち前の末脚は発揮できていました。1500メートル戦の方が追走に手こずることは少なくなるだけに、向正面から早めにエンジンがかかれば、先団を捕らえることもできそうです。

△1 アウズ（牡5、吉井敏雄厩舎）も前走は距離不足に泣きましたが、連絡みが多い1500メートル戦なら内ラチ沿いを突いて駆け上がってくるシーンが考えられます。

△11 カトリーヌスリジエ（牝4、高橋道雄厩舎）もここ2走は外からシャープな末脚を見せており、追走で置かれなければ上位進出のチャンスはあります。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　3⇔10・5・1・11（8点）
3連単（フォーメーション）　3→10・5・1・11→10・5・1・11　10・5・1・11→3→10・5・1・11（24点）

オッズパーク杯の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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