レース展望・予想

勝って同条件のカラカに注目「馬瀬川特別」（笠松競馬）

2018/05/08

5月8日（火）の笠松競馬メイン第10レースは「馬瀬川特別」（B級1組、笠松競馬場1400メートル）。

好調馬ぞろいで、上位の評価差もわずか。激戦模様だが、勝って同条件と参戦有利な◎1 カラカ（牝5、伊藤強一厩舎）を中心視するのがやはりベター。初のB級1組参戦だった前走。不利な大外枠から軽快なピッチで主導権を握り、最後までレースを支配し続け、3馬身差の完勝劇と文句なしの内容で飾った。中央1勝馬の底力とスピードの証でもあった。距離は1400メートル戦に変わるが、短距離ダートを主戦場にして戦った中央所属時を考えれば、1ハロンの距離短縮もプラスに作用する。ロスのない絶好1枠スタートも先行力に粘りのアップが期待できる。斤量は1キロ増えるが、一番軸馬にふさわしい。

直線勝負に持ち込めば、○5 ドリームダークアイ（牝5、笹野博司厩舎）の逆転だ。当地の2歳準重賞Vや、レベルの高い門別でA級に在籍していた実績派。距離はマイルだったが、昨年8、9月のB級1組を自慢の差し脚で連勝。休養明け2戦目だった前走A級・B級混合戦で大きく前進して、アッサリ勝ち切ったのも高い能力の片鱗と言えた。使われながら確実に良化し、中間のムードはさらに上昇気配がうかがえる。V互角。

地力派の▲9 カサマツブライト（牝4、尾島徹厩舎）は最近、レース内容が安定してきている。レースの流れに乗りやすい外枠も歓迎材料で、勝ち負けに欠かせない。

2走前のB級4組でカラカにハナ差2着まで迫ってみせた△2 オヤカタ（牡6、田口輝彦厩舎）や、一撃を秘める△6 シークレットオース（牝6、栗本陽一厩舎）も軽視できない。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　1⇔2・5・6・9（8点）
3連単（フォーメーション）　1→2・5・6・9→2・5・6・9　2・5・6・9→1→2・5・6・9（24点）

馬瀬川特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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