レース展望・予想

短距離で輝くメイショウオセアン「スプリント特別」（盛岡競馬）

2018/05/05

5日（祝・土）盛岡競馬メイン第10レースは「スプリント特別」（オープン、盛岡競馬場ダート1000メートル）。

◎11 メイショウオセアン（牡7、村上昌幸厩舎）は中央ダート5勝・オープンから鳴り物入りで転入。重賞でも上位争いを演じましたが、勝ち切れず昨年未勝利に終わりました。しかし、今季は超スプリントへ矛先を変え、850メートル戦を完勝。それまでのうっ憤を一気に晴らしました。中央時代は1400メートル4勝でしたが、一瞬のスピードを生かせる1200メートル以下がベストの印象。6月3日に同じ盛岡1000メートルで行われる重賞・早池峰スーパースプリントへ向けても重要な一戦となりそうです。

○7 オースミチャド（牡7、板垣吉則厩舎）は中央芝短距離3勝。岩手初戦はダート対応が最大のネックでしたが、出遅れを喫しながらもメイショウオセアンの2着を確保。これでメドが立ちました。太目だった体もひと叩きされ、絞れてくるのは確実。逆転筆頭に位置します。

▲8 トゥルームーン（牝6、瀬戸幸一厩舎）は中央芝1200メートル2勝、ダート1200メートル1勝から南関東B2を経ての転入初戦では、積極的なレース運びから見せ場を作りました。中間に良化気配をうかがわせ、さらに上を望めそうです。

△10 スティルプリンス（牡5、村上昌幸厩舎）は南関東から再転入2戦目3着。850メートル戦で反撃に転じました。過去実績から1000メートルまでが最大能力を発揮できる条件。持ち時計一番も不気味です。

△9 レイズアスマイル（牝5、村上実厩舎）は今季3戦とも着外でしたが、得意の盛岡に替わって巻き返しを狙います。

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馬単（ボックス）　7・8・11　11→10（7点）
3連単（フォーメーション）　7・11→7・8・11→2・7・8・9・10・11（16点）

スプリント特別の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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