レース展望・予想

動き軽快ミキノハルモニー「スプリング特別」（金沢競馬）

2018/04/24

4月24日（火）に開催される金沢競馬のメインレースは、第11レースの「スプリング特別」（A1・A2級、金沢競馬場1700メートル）です。

5月6日にある古馬重賞・金沢スプリングカップ（1900メートル）へのトライアル戦で、勝ち馬には優先出走権が与えられます。

前走変わり身を見せた◎4 ミキノハルモニー（牡7、中川雅之厩舎）がここを勝って重賞に挑みたいところです。転入初戦は距離不足と出遅れもあって6着と伸び切れませんでしたが、コース2走目となった前走は好位から先に抜け出して勝ったマイネルリボーンこそ捕らえられませんでしたが、内からしっかり脚を伸ばして2着をキープしました。走るごとに馬体が引き締まって動きも軽快になっており、トップクラスが不在になった今回のメンバー構成なら、元中央準オープンの底力が発揮できそうです。

○9 トミケンフリンク（牡4、金田一昌厩舎）は開幕戦のA2級二組で、好発を決めてペースを握ると、格上のアイナの猛追を抑え込んで逃げ切りました。金沢ではまだ連対を外しておらず、今回もスピードが通用するか注目されます。脚質的に距離は短い方が良さそうですが、前戦地の門別では1700メートル戦でも勝ち星があることからこなせない距離ではありません。

▲11 ラッキーポイント（牡5、金田一昌厩舎）は転入初戦の前走、スタートからダッシュ良く飛び出して先手を奪い3着に逃げ粘りました。前戦地の大井では苦戦が続いていましたが、金沢でやれる手応えをつかみました。今回も1700メートル戦で距離はやや長めですが、外枠でも先手を奪ってペースを握ることができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

△10 ダイチヴュルデ（牡7、中川雅之厩舎）は前走末脚不発に終わりましたが、開幕戦でみせた鋭い伸び脚から引き続き警戒は必要です。

連続4着に詰め寄っている△1 ゴールドハリアー（牝4、黒木豊厩舎）も今春は状態が良さそうで、前崩れの展開なら突っ込んでくるシーンがありそうです。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　4⇔1・9・10・11（8点）
3連単（フォーメーション）　4→1・9・10・11→1・9・10・11　1・9・10・11→4→1・9・10・11（24点）

スプリング特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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