レース展望・予想

前走快勝のテイエムアニマンテが連勝か「こじし座特別」（名古屋競馬）

2018/02/26

2月26日（月）の名古屋競馬メイン第10レースは「こじし座特別」（B級1組、1600メートル）。

好調馬ぞろいも、転入初戦を余裕十分の走りであっさりクリアした◎3 テイエムアニマンテ（牡4、竹之下昭憲厩舎）が中心になる。中央からの移籍初戦だった前走B級4組はスタート、二の脚もよく難なく主導権を握ると、終始軽快ピッチで駆け、直線軽く気合をつけられた程度で3馬身差の完勝劇。マークした勝ち時計は同じ日に行われたA級3組特別より1秒ほど速く、中央1勝馬の能力とセンスの高さを十分アピールした走りでもあった。前走から1ハロンの距離延長、同タイプの好調先行ライバルぞろいも、本馬にとってさしたる壁とは思えない。多くの面で上積みが見込める2走目でもあり、連勝に期待がかかる。

B級1組特別の連勝を含め、現在3連勝中の○7 アンカーマン（セン5、今津勝之厩舎）の決め脚も高い評価が必要。ともにハイペースで推移した流れと展開が有利に作用したとはいえ、強敵ぞろいの1組を鮮やかに連勝したのは力がなければできない芸当。再度先行馬の多い差し馬向きの流れになれば、1組3連勝も見えてくる。

最近の走りに完全復活を感じさせる実績派、▲1 サザンオールスター（牡4、今津博之厩舎）も勝ち負けに欠かせない。2、3歳時に重賞路線を歩み、表彰台経験も持ち合わせる実力馬が年明けから本来の輝きを取り戻してきた。前走B級3組の勝利がそうだったように、1400メートル戦よりゆったり流れる1600メートル戦での成績がもともといいタイプ。再度のマイル戦、1組でも期待ができる。

また、近走メキメキと力を伸ばす明け4歳馬の△4 ビターレ（牡4、藤ケ崎一人厩舎）の勢いも軽視できない。

こじし座特別の出走表はこちら

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馬単（マルチ）3⇔1・4・7（6点）
3連単（フォーメーション）3→1・4・7→1・4・7　1・4・7→3→1・4・7（12点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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