レース展望・予想

フウジンライデンが巻き返す「深雪特別」（ばんえい帯広競馬）

2018/02/26

2月26日（月）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「深雪特別」（オープン・A1級-1組混合）が行われます。

メンバー9頭中、近3走で連対した馬がヒロインズカップ2着のアアモンドセブン（牝7、小林長吉厩舎）、ダイヤモンドダスト賞2着ホクショウディープの2頭しかおらず、近走精彩を欠いている馬が多く揃った混合戦と言えます。

◎9 フウジンライデン（牡5、岩本利春厩舎）750キロを本命に推します。今の馬場状態と重量、展開などを考量すると、あとひと押しで勝ち負けに繫がる走りをしているのが、前走1番人気に支持されたフウジンライデンです。近走は勝ち切れないレースが続いていますが、今季は4勝を挙げています。やや人気が先行するタイプですが、近5走を見ると5歳重賞の天馬賞では1着マルミゴウカイから15秒4差の5着、プロキオン特別ではカンシャノココロから1秒9差の3着、ダイヤモンドダスト賞ではタカラシップから6秒4差の4着、東京スポーツ賞ではカンシャノココロから3秒3差の3着、そして前走のA1級-1・2組決勝混合戦でソウクンボーイの5秒4差の6着と全て僅差、あと一押しで勝ち負けです。

○7 ニシキエーカン（牡9、岩本利春厩舎）765キロが対抗です。昨年11月のA1級-2組平場2戦、おおいぬ座特別と3連勝した後はオープンの強豪との闘いとなって苦戦が続いています。しかし、道中の流れに左右される所があり、相手関係が緩くなった今回は自分で展開を作れそうで、地力上位のニシキエーカンにチャンス到来と言えます。

▲2 ホクショウディープ（牡5、岩本利春厩舎）760キロが3番手です。岩本利春厩舎の3頭目。個性は3頭とも違いますが、前走スピードスター賞は490キロの軽量レースでした。軽量戦の後の特別戦は好結果に繫がる事が多いのがばんえい競馬の面白さです。

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馬単　9→7・2・3・6（4点）
3連単（フォーメーション）9→7→2・3・6（3点）

深雪特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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