佐賀競馬場に福岡ソフトバンクホークスの有原航平選手がやってきた!
2023年12月28日
12月23日、佐賀競馬場に福岡ソフトバンクホークスの有原航平選手がやってきた。今年、メジャーリーグから日本球界に復帰した有原選手は、先発の柱の一人として今季チーム最多の10勝を挙げる活躍。投球でチームをリードする姿は、子どもたちにとってヒーローなのだろう。この日の佐賀競馬場にはソフトバンクホークスのキャップを被って家族と一緒にトークショーを見つめる子どもたちの姿もあった。
MCに佐藤有里香アナウンサー(テレビ西日本)、ゲストにYouTube「SAGAリベンジャーズ」でお馴染みの佐藤哲三氏(元JRA騎手)を迎えた3人でのトークショーは、ソフトバンクホークス・ハリーくんの「寒い中、僕のトークショーにお集まりいただきありがとうございます」というスケッチブック芸からスタート。お茶目なマスコットキャラクターの隣で有原選手は「ホークスはすごく強いチームという以前からの印象は変わらず、いい選手がたくさんいると思います」とチームの印象を話した。
そして話題は競馬に。有原選手は「知り合いと一緒に一度だけ競馬をやったことがある程度」というビギナーながら、翌日に控えた有馬記念と中島記念について哲三氏や佐藤アナの予想や解説に耳を傾けた。佐賀競馬の大一番・中島記念で気になる馬はいるかと聞かれると、「絶対4番が気になります。イカニカンって名前が(笑)」と、昨年の九州ダービー栄城賞馬に興味津々。哲三氏が「名前に負けず成績のいい馬です」と伝えると、「それは楽しみです。イカが大好きなんです」と笑顔を見せた。
最後に「来シーズンの目標は、15勝はしたいです」と話すと、会場からは拍手が起きた。
その後、佐賀第2レース「オッズパークpresentsホークス杯」の表彰式ではプレゼンターを務めた。その際、ふと賞典台の足元に目を移すと「やるぜ、やるぜ、やるぜ、やるぜ、やるぜ、JBC。」と書かれた横断幕が張られている。そう、2024年は佐賀競馬場で初めてJBCが開催されるのだ。短い文ながら圧倒されそうなほど佐賀競馬の意気込みが伝わってくる。それは場内各所もそうで、騎手、調教師、職員、トラックマン、食堂のおっちゃんなどあらゆる人たちが「やるぜ、JBC。」のキャッチフレーズとともにポスターに登場。競馬場が一丸となってJBCを成功させようとしている。
そうなれば、2024年はさらに盛り上がること必至。飛田愛斗騎手(21歳)も初の佐賀リーディングに輝くなど、佐賀競馬から目が離せない。
文/大恵陽子