ホッカイドウ競馬予想マイスター
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「ホッカイドウ競馬」の特徴は？
門別競馬場は2015年に内回りコースが新設されました。これによって1,500メートルと1,600メートルの距離が追加され、従来の外回りコースで行われていた1,000メートル、1,200メートル、1,700メートル、1,800メートル、2,000メートルを含め7つの距離でのレースが可能となりました。マイル前後の距離を得意とするJRA、他地区からの移籍馬が増えて、マイルの舞台で能力を開花する馬も現れています。基本、外回りは脚質不問でどんなタイプにも勝機があるフェアなコースですが、1,000メートル、1,700メートルに限っては、内枠の先行タイプに若干のアドバンテージがあります。内回りは直線部分の距離が短くトリッキー。器用さ、柔軟性が生きるコース。外回り、内回りともにジョッキーの技量が試されるだけに、騎手の腕に注目です。あと馬券作戦としてはペースメーカーとペースの読みが肝。展開予想が最重要となります。
注目騎手
桑村 真明 MASAAKI KUWAMURA
生年月日 1987年3月26日
初免許年 2005年
初出走日 2005年4月20日 札幌 2R デアワンダー（9着/10頭）
初勝利日 2005年5月24日 札幌 8R シャンハイビジン
昨年は2018地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップを優勝し、地方競馬代表騎手としてJRA札幌競馬馬で行われた2018ワールドオールスタージョッキーズに出場。熱い戦いを見せてくれました。7月31日の第8回門別競馬4日の第8競走において、ファイトファィヤー号で通算1,000勝を達成（中央競馬・地方競馬を含む）。更に年間を通して自己最多となる125勝をマークして、3年連続、4度目のリーディングジョッキーに輝きました。誰もが認めるトップジョッキーに成長。今年は4年連続リーディングジョッキーを狙います。
阿部 龍 RYU ABE
生年月日 1995年3月20日
初免許年 2012年
初出走日 2012年4月25日 門別 1R キャッスルルナ （8着/9頭）
初勝利日 2012年4月26日 門別 2R アルマク
昨年（2018年）はスーパーステション号とのコンビで重賞6連勝の活躍。今年（2019年）の2月にはカタールのアルライヤン競馬場で行われたアイリッシュサラブレッドマーケティングカップ・カタールGII（芝1,600メートル）にユウチェンジ（牡6歳、栗東・森秀行厩舎）で挑戦。結果は9着でしたが、翌日の1RアルライヤンブリーダーズC（カタール産馬限定競走、芝2,000メートル、14頭立て）でアサーフ（牡6、父オージールールズ）で勝利。日本人騎手としてアルライヤン競馬場で初勝利の快挙でした。スター候補に注目です。
石川 倭 YAMATO ISHIKAWA
生年月日 1995年4月10日
初免許年 2013年
初出走日 2013年4月24日 門別 4R カイオ （3着/7頭）
初勝利日 2013年5月3日 門別 4R アラマサアルデ
デビューの年こそ24勝に終わりましたが、その後は昨年（2018年）まで5年連続で50勝以上の勝ち鞍を挙げています。一昨年（2017年）にはJRA札幌競馬場で行われたクローバー賞でダブルシャープ号に騎乗しJRA初勝利。昨年（2018年）はアークヴィグラス号とのコンビでエーデルワイス賞（JpnIII）を優勝し、ダートグレード競走初勝利を飾りました。ホッカイドウ競馬を代表する若武者から今年も目が離せません。
落合 玄太 GENTA OCHIAI
生年月日 1998年4月4日
初免許年 2018年
初出走日 2018年4月18日 門別 エンジェルアイズ
初勝利日 2012年5月3日 門別 クィーンアリス
2018年デビュー。同年5月3日に初勝利を挙げると、順調に勝ち星を積み重ねて2018年は58勝（他地区1勝）をマークし、日本プロスポーツ大賞新人賞に選ばれました。ヤングジョッキーズシリーズでも東日本地区4位に入るなど、デビュー1年目の新人とは思えない目覚しい活躍を見せてくれました。今年も開幕から好調で落合騎手には2年目のジンクスなどなさそうです。更なる飛躍に期待します。
※この記事は2019年に執筆されたものです。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。
専門紙のポイント
競馬ブック・ホッカイドウ競馬版の紙面上では、各レースで前5走、メインレースに関しては前7走までの出走馬の成績を掲載しています。成績の見方に関しては1行目には開催日、レース名、着順等、2行目には距離、タイム、騎手重量、3行目には頭数、枠順、人気、レース通過順等、4行目にはペース、前後半タイム、寸評、5行目には勝ち馬又は2着馬及びタイム差。馬体重等、6行目にはその時の追い切り時計と豊富な情報量が満載しています。門別での成績は門別全（外回りと内回りの合計数）、門別内（内回りだけ）に分けており、今年の成績、全ダート成績とひと目でわかるように記載されています。あとは各馬の調教、トラックマンによる推奨馬、そしてコンピューターによる馬券作戦などを掲載。本命党から穴党まで楽しめるデータが充実した紙面です。
●スタッフ紹介
最後に競馬ブックのホッカイドウ競馬の現場スタッフを紹介したいと思います。
末松 薫
末松 薫
チーフの末松薫トラックマンは調教時計班で本紙担当です。毎朝3時から門別競馬場でストップウォッチを持ち、調教馬の動きをチェックしています。調教を重視して予想を打つので馬の体調の見極めには絶対の自信を持っています。
取材担当班は高倉克己トラックマンと板垣祐介トラックマンの2人です。
高倉 克己
高倉 克己
高倉トラックマンはCS放送解説者でおなじみですが、人気に関係なく、出走各馬のその日の状態を見て詳しく説明をしてくれるパドック解説は初めてホッカイドウ競馬を見る人にも大好評です。主な担当厩舎は田中淳司厩舎。角川秀樹厩舎です。紙面上ではメインレースと特別競走で推奨馬を掲載しています。
板垣 祐介
板垣 祐介
板垣トラックマンは今年3年目の期待のホープ。1年目から門別競馬場で取材業務をこなし、会社の大先輩である高倉トラックマンに取材のノウハウを教えられ毎日競馬漬けの日々を送っています。主な担当厩舎は林和弘厩舎、小野望厩舎です。CS放送ではトリプル馬単の予想。紙面上では推奨馬「推しの一手」を掲載しています。
いい取材をしてホッカイドウ競馬のファンの皆様にいつまでも愛され、信頼される競馬新聞の作成に心掛けていますので、これからも「ホッカイドウ競馬版・競馬ブック」をどうぞよろしくお願いいたします。
【ネット新聞とは?】
※この記事は2019年に執筆されたものです。
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