オールスターで落車し肩甲骨骨折した3松浦だが、少しずつではあるが玉野GIII、競輪祭、別府GIIIを見る限り調子を上げている。別府の最終日は落車をしたものの軽傷で問題ない。3松浦の前を任された7清水が前受けする8新山の3番手をキープし自在に攻めれば3松浦が抜け出すと見た。

実力ある6脇本、1古性の近畿コンビ、混戦になればスピード上位の9脇本が捲るし、9脇本次第で1古性が恵まれる。

単騎で走る地元関東の4真杉の一発も魅力。

3連単 フォーメーション
3 ⇒ 7 ⇒ 2・4・5（3点）
3 ⇒ 9 ⇒ 1・4・7（3点）
4 ⇒ 1・2・3 ⇒ 1・2・3・6（9点）

佐々木昭彦

1960年生まれ。佐賀県武雄市出身。1979年デビュー（第43期）。通算535勝、高松宮記念杯競輪（GI）優勝2回、全日本選抜競輪（GI）優勝、GIII記念杯優勝49回の戦績を残し、中野浩一、井上茂徳とともに九州黄金時代を築いた競輪界のレジェンド。 ライバルは現日本競輪選手養成所所長の滝澤正光。その気迫あふれる姿から『闘将』の異名を冠し、全国のファンから親しまれ愛された。
2011年の引退後は、自転車競技連盟の理事として選手の強化育成の他、解説者やゲストとして競輪中継や番組にも出演している。

グランプリといえば、ここ最近は4番車。この幸運な車番になった4眞杉が実に魅力的。自分のことだけに集中できる単騎の構成もプラスに働きそう。北日本先制でその後ろに6山口がいるかもしれないが、悪くとも、4番手はしっかり確保できるだろう。それだけの捌きのスキルもある。そこからタテに踏んでアタマまで突き抜けるところから勝負したい。相手筆頭は8新山の先行に乗れる2佐藤。そして、面白いのは8新山の前残り。位置が取れなければ、イチかバチか5深谷がカマすことがあるかもしれない。その深谷に新山がハマる展開もあるし、深谷の単騎カマしなら残るのもあるかもしれない。なかなかマニアックな展開だが、個人的には十分あると見ている。近畿勢が人気になりそうだが、さすがに9脇本がこのメンバーで8番手なら厳しいか‥中四国は3松浦の直前の落車が気になる。

3連単 フォーメーション
4 ⇒ 2・8・5・6 ⇒ 2・8・5・6・1（16点）
2・8・5・6 ⇒ 4 ⇒ 2・8・5・6・1（16点）

橋本悠督

1972年5月17日生。関西・名古屋などでFMのDJを経て、競輪の実況アナウンサーへ。実況歴は18年。最近はミッドナイト競輪in小倉を中心に活動中。番組内では「芸術的なデス目予想」といういいのか悪いのかよく分からない評価を視聴者の方から頂いている。

2車ライン3つに単騎3人。ただでさえ展開ぐちゃぐちゃとかスジ違い決着の多いグランプリだが、今年は輪をかけてややこしい。主導権は新山だろう。ただ早めの捲りが来ると佐藤慎がどれだけ頑張っても全部退けるのは難しい。一方で清水松浦は近況から強調しづらいし、脇本が中団から捲る展開だと古性は付いて来るだろうから配当が安くなる。そう考えていくと結局、好配当を目指すなら単騎3人で誰が買えるかという話になる。そこで◎山口。同じ単騎でも深谷あたりは単騎ガマシなどの思い切った手を打ってしまう可能性があるのに対し、山口は無駄死にになる競走はしないはず。道中を勝負権のある位置で脚を使わず立ち回り、2Cから一気に踏めば車券圏内は可能だ。ダービーのような立ち回りを期待したい。

3連単 フォーメーション
6 ⇒ 1・2・3・9 ⇒ 1・2・3・9（12点）
2・3・9 ⇒ 6 ⇒ 1・2・3・9（9点）
2・3・9 ⇒ 1・2・3・9 ⇒ 6（9点）

須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」（宝島社）でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も 手掛ける。

ライン2車が3つで、単騎が3人。
これでどのラインにもチャンスが生まれた。
突っ張り先行を信条とする⑧新山の番手の②佐藤に展開は向きそうだが2車ラインでの番手の仕事は難しい。
爆発力のある⑨脇本も8番手に置かれれば、前はいずれも動ける選手だけに不発になる可能性は高い。
単騎勢からも狙いたくなるが、ラインが出来る選手のほうが内におり、単騎勢は全て外枠になるため好位が取れるか。
この中で冬場が得意なのが⑦清水。
しかも立川バンクは過去記念も連覇しており自身曰く、防府の次に好きなバンクとのこと。
ここ最近は薄れてしまったが【清水-松浦】【松浦-清水】が並んだ時は、その時の番手を買えば当たるというのが競輪界のセオリー。
⑦清水は前を回れば必ず仕掛ける漢気があるので、そのスピードを借りて今年こそは③松浦が頂点に立つとみた。
点数は多くなるが、③松浦から流してフォーメーションで勝負をする。
後は⑧新山の先行に乗る②佐藤の2着に、8番手から捲ってくる⑨脇本を3着に固定して1着を流したい。

3連単 フォーメーション
3 ⇒ 2・4・5・6・7 ⇒ 2・4・5・6・7（20点）
2・4・5・6・7 ⇒ 3 ⇒ 2・4・5・6・7 （20点）
全 ⇒ 2 ⇒ 9 （7点）

大津尚之

広島出身でカープを誰よりも愛するのにメガネは白か黒。オッズパークLIVEでおなじみのアンダーパー藤原氏と双子じゃないか？という噂もあるくらい瓜二つ。特技は3連複5車ボックスで外すこと。ちなみに本業は実況アナウンサー。

いよいよ待ちに待った競輪グランプリ2023。前夜祭でのサプライズは、⑤深谷が『ついてくれないと思うので、単騎で。』とコメントして、⑥山口は『深谷さんが中部だったら頑張ろうと思ったんですけど。移籍しちゃったので、一人で頑張ります。』とコメント。連携も観たいところだったが、単騎3車に落ち着いた。展開は⑨脇本包囲網を敷いて、近畿勢を後方に置きたい。そうなると⑧新山先行が考え易い。焦点は中団争い。近況位置獲りにも動き、競輪祭では単騎で番手発進の松井宏佑を乗り越えた④眞杉の強さは脅威だが、中国ゴールデンコンビを忘れてはいけない。⑦清水は『無欲で自分のレースができれば。』と、コメント。先行含みで前々勝負、出渋り躊躇ない⑦清水が、仕掛けてくれれば③松浦の出番。別府記念の落車が気になるところだが、影響はないとのコメント。2013村上義弘の鎖骨肋骨骨折よりも状態は余りに軽い。怪我で軽視され人気を落とすなら尚更有難い。グランプリは勝負強さが必須。本命の③松浦絡みから④眞杉、⑥山口を狙いたい。

3連単 フォーメーション
3・4 ⇒ 3・4 ⇒ 6・2・1・5（8点）
3・6 ⇒ 3・6 ⇒ 4・2・1・5（8点）
3 ⇒ 2・1 ⇒ 4・6・2・1・5（8点）

競輪小僧

千葉県松戸市出身。世界で唯一の競輪芸人として、全国の競輪場イベントや予想会などで活躍しており競輪ファンにはなじみが深い。

KEIRINグランプリは比較的単調なレースになりやすいです。今年も⑧新山選手の先行が予想されるため、３番手に中国勢、その後ろに④眞杉選手⑤深谷選手⑥山口選手と単騎が続き、近畿ラインは今年も後方から。
番手絶好の②佐藤慎太郎選手を本命に、対抗に③松浦悠士選手を中心に前々にいる選手を狙ってみます。
昨年同様、近畿ラインの仕掛けが決まった場合は折り返しで考えたいです。

3連単 フォーメーション
2・3・7 ⇒ 2・3・7 ⇒ 1・2・3・4・7（18点）
1・9 ⇒ 1・9 ⇒ 2・3・4・6・7（10点）

山口みのり

三重県松阪市出身。フリーアナウンサー/ナレーター。
各競輪場で中継司会やリポーター、イベント司会などを担当

去年の平塚大会でワンツーを決めた［脇本ー古性］ラインが再び。やはりここが本命となりそうです。ただ、［清水ー松浦］のコンビも復活！！立川は得意バンクという清水選手に前を任せた松浦選手。ついにグランプリ制覇となるか！？近畿ラインが不発なら松浦選手のグランプリ制覇が見えそうです。ただ、眞杉選手の単騎が気になるところ。今年は眞杉選手の面白いレースをいくつも見れましたし、単騎で気付いたらそこにいた！というレースもありました！ここは単騎で大穴を開けて欲しいです！！4番車はグランプリで何かを起こす車番。狙います！！

3連単 フォーメーション
1 ⇒ 2・3・4・9 ⇒ 2・3・4・6・9（16点）
3 ⇒ 2・4・7 ⇒ 1・2・4・6・7・9（15点）

2連単 フォーメーション
4 ⇒ 全（8点）

AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。2013年4月〜2018年3月まで飯塚オートイメージガール3代目「勝利の女神」として活動した後、レポーターを経て、現在は飯塚オートCS放送、ネット放送のメインMCを担当。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベントやYouTube配信などに出演中。

毎年のことながら、本当に誰が獲ってもおかしくないメンバー。昨年のような形になれば同じ車番での近畿ワンツー再現も十分に考えられますが、今年は4眞杉選手中心でいくことにしました。20代でGP制覇となれば2008年の井上昌己選手以来15年ぶりです。4眞杉選手の強みは粘り強い縦脚だけでなくこの若さにして横の動きにも対応できることだと思います。この強みを最大限発揮したのが先月の競輪祭決勝でした。

昨年は4車ラインもありましたが、今年のライン構成なら自在性のある選手がより有利になると考えます。先手を取るのは恐らく8新山選手。1年間このスタイルで戦いSSに残留したのはお見事の一言です。8新山選手に付ける2佐藤選手や今年G1三冠の1古性選手も勝機十分と見ます。
勝負強いと言えば天性のレースセンスを持つ6山口選手。調子が分かりかねる部分もありますが、初出場初優勝を期待します。

3連単 フォーメーション
4 ⇒ 1・2 ⇒ 1・2・3・6・9（8点）
1・2 ⇒ 4 ⇒ 1・2・3・6・9（8点）
6 ⇒ 1・2 ⇒ 1・2・4・5・9（8点）

いちのめぐみ

競輪場にてMC、岐阜競輪初心者ガイダンスアシスタントとして活躍中

ー絶対、寒い方がいいですね。
彼は迷わず、はっきりとそう言い放ち、その意外な答えに私は驚きました。同じ質問をほぼ全員に投げかけたのですが、走るならば「暑い方が良いかな」と返ってくることがほとんどだったから。彼だけでした。

KEIRIN GP は年末の大一番で、賞金額は1億円以上。その最高峰のレースの号砲が鳴るのは12月30日。季節は真冬。また、今年は立川競輪場で開催されるのですが、その立川での過去10年の成績をみたとき、目をひいたのもまた彼でした。 1着回数はメンバー中最多の11回。2019年と2020年には正月開催の立川記念（G3）を連覇しており相性抜群。ちなみに、過去の立川GPは20回開催のうち7番者の優勝が6回と最多でもあるらしい・・。

7番車、清水裕友選手。彼に注目したいと思います。そして、その後ろをまわる3松浦悠士選手にも。ゴールデンコンビの復活、来年はさらに前後入れ替わりながら、あるいは新人も育って充実してきている中四国ラインは本当に楽しみです。器用さも持ち合わせた2人ならば共同記者会見で言葉にした目標の「賞金王に」もちろんなれるはず。

展開は8新山選手の先行体制を9脇本選手がカマして、そこへ捲り・捲り追い込みを仕掛ける当地の相性抜群の7清水選手。仕掛けが早ければ3松浦選手に大チャンス。長めの直線なので単騎勢と番手の選手を挟んで狙いたいと思います。あとは初出場の選手を含む単騎選手の優勝にも期待したフォーカス。5深谷選手も2011年と2012年の立川記念を連覇して好相性です。単騎と単騎とで、近畿と中四国を挟む車券を。

3連単 フォーメーション
3・7 ⇒ 1・2・4・5・6 ⇒ 3・7（10点）
4・5・6 ⇒ 1・9・3・7 ⇒ 4・5・6（24点）

桜井奈津

2016年の某新聞社ミスコンでグランプリをとったことをきっかけに、公営競技に携わるようになる。2017年には競輪の予想・妄想の魅力にどっぷりとハマり、とにかく飯より車券。旅打ちが好きで各地へ脚を運び、2019年には競輪場全43場を制覇。曾祖母が女賭場師だったらしいという縁もあり、自分では博才があると思い込んでいる。

もちろん先行は8新山選手。
ただここ他で先行しそうと予想すると、
以前の小田原決勝でやった大かましの5深谷選手が前が牽制し合ってたらカマシ先行もあるのかなと。
そこに動き合わせて6山口選手が追走したら山口選手の優勝旧中部地区のとは思うが、一番気になるのは9脇本選手の戦法はやはり一旦引いていつもの捲りか。ただ去年とは全く違う力。1古性選手だけでもと考えるならば脇本選手の先行も。
あとは久々のゴールデンラインだ。7清水選手は立川を得意とし3松浦選手が番手。近況で落車はあったが清水選手の動きで着には残ってくるか。
ただやはり大人気4眞杉選手。グランプリは4番車が優勝のイメージがここ最近は強い！その重みを眞杉選手が一発かましてくれるか。
私の答えは。

3連単 フォーメーション
1 ⇒ 4 ⇒ 2・3・5・6・7・8・9（7点）
1 ⇒ 2・3・5・6・7・8・9 ⇒ 4（7点）
2 ⇒ 1 ⇒ 4（1点）

どりあんず平井俊輔

1997年結成芸歴22年目 イベントMCや劇場を中心に日本テレビ系「浜ちゃんが！」に出演中。競輪に特化したYouTubeチャンネル「カマセ！競RIIIN！！」を開設。

昨年は8新山の漢先行を捲りきれた19。強かった。今回単騎勢も飛んでくるし穴目超難解。後方になっても昨年みたいに91は大丈夫か？単騎の先動きはないだろうか？もし91の先行してもかなりリスキーかと思うが1はチャンスだがその後ろはもっとチャンスになってしまいそう。19を買うのか！？買わないか！？なんか細切れてて19ワンツーはやばそうな。。細切れてるから2佐藤選手突っ込んだらやばいな。後は当日オッズみて

3連単 フォーメーション
1・9 ⇒ 3・4・5・6 ⇒ 1・9（8点）
3・4・5・6 ⇒ 3・4・5・6 ⇒ 2（12点）

どりあんず堤太輝

1997年結成芸歴22年目 イベントMCや劇場を中心に日本テレビ系「浜ちゃんが！」に出演中。競輪に特化したYouTubeチャンネル「カマセ！競RIIIN！！」を開設。

まずは、新山選手と佐藤選手の北勢は突っ張り先行の上を脇本選手と古性選手が行けるかどうか…というところが頭に浮かびました。そうなると前が不発でも自力を出せる古性選手は有力だと考えました。

でも中国勢の先頭を回る清水選手は立川が大大大得意！当日風が吹いて寒いなら中国ラインがそこに割って入ることができると思います…！

そして、単騎勢。
深谷選手はいつもラインの先頭で風を切るレースが多いので単騎でも思い切り行くのか…または他の選手の流れに乗っていくのか…どんな戦法を考えているのか楽しみです。

逆に真杉選手と山口選手は共に単騎でG1を獲っています。ラインがあれば先頭が風を切ってくれたり、逆に番手を固めてもらえたり…心強い部分があると思いますが、単騎の選手は誰の動きも気にせずに自由に走れるのが最大のメリットだと思います！

若い2人が自由に走れる時にどうするのか、個人的にそこも楽しみで仕方ないです！

3連単 フォーメーション
7 ⇒ 1 ⇒ 4・3・6・5（4点）
1 ⇒ 7 ⇒ 4・3・6・5（4点）
1 ⇒ 4・6 ⇒ 4・6・9・7（6点）
7 ⇒ 3 ⇒ 1・4・6（3点）

高木真備

「オッズパーク杯ガールズグランプリ2021」を優勝
競輪選手を2022年5月に引退