捲りならば平尾が面白い。
初日力強い競走をみせた4久田に初日特選を制した1松本がマークに入り四国が強力な布陣。
2中井も特選では隅田を捌き後位から縦に踏んでおり状態は良さそうだ。
この両ラインに人気が集まりそうだが面白そうなのは地元勢。
積極さが売りの6平尾。この6平尾が駆けていき5瀬戸が番手から出る展開も考えられるが別線は手ごわい。
5瀬戸もなんとか6平尾を残そうとして共倒れになる危険性もある。
BK回数の多さが目立つが、元々6平尾は捲りが滅法強いタイプ。
6平尾の捲りから狙ってみたい。
あとは九州先制から5瀬戸の抜け出しも抑える。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 松本 貴治 | 111 | 愛媛 | 松本 貴治 111/愛媛 |
2 | 2 | 中井 俊亮 | 103 | 奈良 | 中井 俊亮 103/奈良 |
3 | 3 | 柴崎 淳 | 91 | 三重 | 柴崎 淳 91/三重 |
4 | 4 | 久田 裕也 | 117 | 徳島 | 久田 裕也 117/徳島 |
5 | 5 | 瀬戸 栄作 | 109 | 長崎 | 瀬戸 栄作 109/長崎 |
6 | 6 | 平尾 一晃 | 111 | 長崎 | 平尾 一晃 111/長崎 |
7 | 佐々木則幸 | 79 | 高知 | 佐々木則幸 79/高知 |
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誘導 | 川島 勝 | 川島 勝 |
データでは後藤ライン。
2後藤と3鈴木は近況で二度の対戦があり、いずれも2後藤が踏み勝っている。
特に今年行われた武雄記念では2後藤が先行し3鈴木を完璧に併せ切っている。
初日特選でも果敢に風を切り3着と非常に力強い走りを見せた2後藤。
スタートの早い1雨谷がいるので前は取れない可能性もあるが、それでも果敢に風を切るとみた。
番手4阪本とゴール前争いと読む。
穴は5瀬戸。
両ラインが踏み合い激しい消耗戦となれば最後はシビアに自ら縦に踏む場面を想定しておきたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 雨谷 一樹 | 96 | 栃木 | 雨谷 一樹 96/栃木 |
2 | 2 | 後藤 大輝 | 121 | 福岡 | 後藤 大輝 121/福岡 |
3 | 3 | 鈴木 輝大 | 113 | 東京 | 鈴木 輝大 113/東京 |
4 | 4 | 阪本 和也 | 115 | 長崎 | 阪本 和也 115/長崎 |
5 | 5 | 瀬戸 晋作 | 107 | 長崎 | 瀬戸 晋作 107/長崎 |
6 | 6 | 中川 貴徳 | 91 | 栃木 | 中川 貴徳 91/栃木 |
7 | 畑段 嵐士 | 105 | 京都 | 畑段 嵐士 105/京都 |
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誘導 | 西田 将士 | 西田 将士 |
乱打戦を制するのは。
いずれ劣らぬ自力型が揃った。
5真鍋は7梶原に分があり、4山口は今年の高松記念で先行した際に中団から捲る5真鍋を併せ切った実績を持つ。
7梶原も先日の向日町の決勝で5真鍋をかなり警戒する動きがあり、いずれにせよ激しい乱打戦になるだろう。
本命は3岩谷。
九州地区でのG3開催で地元勢としてもこの3岩谷が決勝にいるといないでは厚みが違ってくる。
九州は外枠ながら3岩谷がSが早いので初手で好位が取れれば7梶原が一気に仕掛けて3岩谷が抜け出す目から狙ってみたい。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
2 | 2 | 隅田 洋介 | 107 | 岡山 | 隅田 洋介 107/岡山 |
3 | 3 | 岩谷 拓磨 | 115 | 福岡 | 岩谷 拓磨 115/福岡 |
4 | 4 | 山口 多聞 | 121 | 埼玉 | 山口 多聞 121/埼玉 |
5 | 5 | 真鍋 智寛 | 121 | 愛媛 | 真鍋 智寛 121/愛媛 |
6 | 6 | 宿口 潤平 | 91 | 埼玉 | 宿口 潤平 91/埼玉 |
7 | 梶原 海斗 | 123 | 福岡 | 梶原 海斗 123/福岡 |
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誘導 | 井手 健 | 井手 健 |
佐世保競輪場の見なし直線は40.2メートル。
これは数ある400バンクの中で最も短い直線です。
絶対にとはいえませんが、見なし直線が短いというのはどういうことかと言いますと
「先行有利」なんです。
ガールズでいえば奥井選手。
先行が持ち味の選手で佐世保バンクはほぼ無双状態。
ほとんど負けておりません。
昨日の最終レース。
九州勢は岩谷選手がスタート出るも前が取れず突っ張られて厳しい展開になりました。
飛ばす山口選手、番手は平原選手が睨みを効かし盤石の態勢かと思いました。
しかし最後の最後に短い直線の中、一気に伸びてきたのは岩谷選手。
「うわ!まじか!すご!
僕、岩谷選手から買ってる!やったー!」
2着の選手が勝っていませんでした。
相変わらず隙の多い男ですが、今宵は佐世保市内でパブリックビューイングでお客様と一緒に佐世保ミッドナイトを楽しむというイベントに参加するため、より一層頑張りたいと思います。
雨谷の抜け出し。
準決勝で対戦した2山口と3真鍋。
2山口が突っ張って行き、3真鍋は中団から車が出なかった。
今年の高松記念でも同様のレースがあり、現段階では2山口のほうが先行力では分がある。
ならば素直に2山口の番手の1雨谷の抜け出しを狙う。
穴は5畑段。
近況2度も同様の負け方をしている3真鍋が今日こそは絶対に負けたくないという強い気持ちをみせれば
踏み合いも考えられ、そこを冷静に5畑段が捲るか。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 雨谷 一樹 | 96 | 栃木 | 雨谷 一樹 96/栃木 |
2 | 2 | 山口 多聞 | 121 | 埼玉 | 山口 多聞 121/埼玉 |
3 | 3 | 真鍋 智寛 | 121 | 愛媛 | 真鍋 智寛 121/愛媛 |
4 | 4 | 佐々木則幸 | 79 | 高知 | 佐々木則幸 79/高知 |
5 | 5 | 畑段 嵐士 | 105 | 京都 | 畑段 嵐士 105/京都 |
6 | 6 | 上田 裕和 | 86 | 三重 | 上田 裕和 86/三重 |
7 | 小橋 秀幸 | 85 | 青森 | 小橋 秀幸 85/青森 |
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誘導 | 井手 健 | 井手 健 |
ドル箱バンク奥井。
冒頭のコラムでも触れたが1奥井は佐世保をドル箱バンクとしている。
直線の短さがかなり1奥井の戦法に優位にはたらくのだろう。
連日力強い競走を披露している。
対する地元勢はどうか。
欲しいのは1奥井の後ろだろうが、そこに終始ポジションをとっても最後に差せるのか。
優勝だけを考えるならば先行力のある5岩崎の後位を狙い、1奥井を後手に回す展開ではないか。
1奥井優勝の場合は初日同様マークを主張していきそうな7佐々木を絡めて、
まずはここを本線として狙う。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 奥井 迪 | 106 | 東京 | 奥井 迪 106/東京 |
2 | 2 | 山口 伊吹 | 116 | 長崎 | 山口 伊吹 116/長崎 |
3 | 3 | 高尾貴美歌 | 116 | 長崎 | 高尾貴美歌 116/長崎 |
4 | 4 | 西脇美唯奈 | 120 | 愛知 | 西脇美唯奈 120/愛知 |
5 | 5 | 岩崎ゆみこ | 116 | 茨城 | 岩崎ゆみこ 116/茨城 |
6 | 6 | 枝光 美奈 | 124 | 福岡 | 枝光 美奈 124/福岡 |
7 | 佐々木 綾 | 116 | 東京 | 佐々木 綾 116/東京 |
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誘導 | 川島 勝 | 川島 勝 |
最後は平原が結ぶ。
今節大注目の存在ながら未勝利の1平原。
いずれも番手での結果で準決勝戦は特に前を残したいという気持ちが伝わってきた内容だった。
今年はここまで7車立ての競走での優勝はなく、決勝3着が最高の成績だ。
ただこういうところで修正して対応してくるのが一流の選手。
昨日は上手く平尾を出し、そこからすかさず巻き返した6久田。
鈴木をあっさり叩き切り九州ライン上位独占という好結果を残した3後藤。
共に調子が良く甲乙つけがたい印象で、番手の選手から人気を集めていきそうだが、
昨日の1平原同様に前を残そうとなるだろう。
好機を逃さず踏んでくる1平原が最後は前を捉えるとみた。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 平原 康多 | 87 | 埼玉 | 平原 康多 87/埼玉 |
2 | 2 | 松本 貴治 | 111 | 愛媛 | 松本 貴治 111/愛媛 |
3 | 3 | 後藤 大輝 | 121 | 福岡 | 後藤 大輝 121/福岡 |
4 | 4 | 隅田 洋介 | 107 | 岡山 | 隅田 洋介 107/岡山 |
5 | 5 | 岩谷 拓磨 | 115 | 福岡 | 岩谷 拓磨 115/福岡 |
6 | 6 | 久田 裕也 | 117 | 徳島 | 久田 裕也 117/徳島 |
7 | 阪本 和也 | 115 | 長崎 | 阪本 和也 115/長崎 |
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誘導 | 西田 将士 | 西田 将士 |
広島出身でカープを誰よりも愛するのにメガネは白か黒。オッズパークLIVEでおなじみのアンダーパー藤原氏と双子じゃないか?という噂もあるくらい瓜二つ。特技は3連複5車ボックスで外すこと。ちなみに本業は実況アナウンサー
競輪業界初のミッドナイトG3が佐世保競輪場で幕を開けました。
僕のような一般人からすると夜遅くのレースのほうが良いんじゃないかと思ってしまうのですが、競輪選手の方々は朝型の選手が多く
夜遅い時間帯はほとんどの方が普段は寝ていると仰っていました。
競輪界はS級戦のミッドナイトが極端に少ないため、ミッドナイト自体を走ったことがないという選手が多数。
また昼やナイター開催と違い、
選手紹介からレース本番までの時間も短いので、その辺りも違和感があるとのこと。
ただ、その中でもいざレースが始まると
きっちりと対応され、いつも変わらないパフォーマンスを発揮するのはさすがプロフェッショナルだなと感心いたしました。
そして地元勢。
井上昌己選手や荒井崇博選手がいない中で
地元ビッグだけは譲れないという強い気持ちが全面に出た初日。
勝ち上がりインタビューを担当したのですが、
ホッとした表情と嬉しさいっぱいの表情が印象的でした。
決勝進出をかけた準決勝。
熱戦にご期待ください。