競輪グレードレース
予想特設サイト
予想特設サイト
藤井の先行力に期待
4分戦となった。連勝で勝ち上がっているのは6渡邉だが、二日間ともアクシデントがあったレースだった。それでも1着まできているのはタテ脚と勝負運はあるという点で、ここでも軽視はできないのだが、注目は8藤井。連日しっかり先行しているし、初日はJ先行ですんなり3番手に入った6渡邉豪大に捲り追い込まれても2着に粘った。２日目も、突っ張っての先行策。今日も主導権をとって、展開有利な1稲毛がまずは本命。ただ、前を庇おうと空回りすると波乱に。2菅田は初日特選は根田の先行を後方から1角捲り仕掛け、いいスピードだったが…牽制もあり4角あたりで失速の8着、２日目は前を追うかたちの流れ込み4着。中団さえとれればチャンスだが、仕掛けは遅くなりそうだし、群馬コンビも中団は欲しいところ。2菅田が後方ならスピードもらった7阿部が伸びそう。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 稲毛 健太 | 97 | 和歌 | 稲毛 健太 97/和歌 |
| 2 | 2 | 菅田 壱道 | 91 | 宮城 | 菅田 壱道 91/宮城 |
| 3 | 3 | 木暮 安由 | 92 | 群馬 | 木暮 安由 92/群馬 |
| 4 | 4 | 松尾信太郎 | 92 | 福岡 | 松尾信太郎 92/福岡 |
| 5 | 恩田 淳平 | 100 | 群馬 | 恩田 淳平 100/群馬 |
|
| 5 | 6 | 渡邉 豪大 | 107 | 福岡 | 渡邉 豪大 107/福岡 |
| 7 | 阿部 力也 | 100 | 宮城 | 阿部 力也 100/宮城 |
|
| 6 | 8 | 藤井 栄二 | 99 | 兵庫 | 藤井 栄二 99/兵庫 |
| 9 | 須永 優太 | 94 | 福島 | 須永 優太 94/福島 |
|
| 誘導 | 黒田 大介 | 黒田 大介 | |||
3連単
（フォーメーション）13 ⇒ 135 ⇒ 123578（16点）
本線は昨日もワンツーの南関だが…
綺麗な三分戦となった。各ラインの先頭選手を比較してみると、やはり1根田の自力が抜けている。今節もしっかり二日間先行している。マークする7福田も２日目に1根田を交わしワンツー決めているし、初日は上手くコース突いて直線伸び良く1着も取れているのでこのワンツーが本線だし、人気になりそう。1根田のパターンとしてはカマしなのでライン3番手は追走苦しいかも。8久島は、初日自力というより勘よく動けている印象。また、２日目は捲り追い込みという内容だったが、直線の伸びは非常に鋭かった。自力もある3松川がついて3車のラインとなることで、1根田に先行されたら捲れない？と考えれば先行策、２段がけの展開も。混戦なら9大川のタテ脚も怖い。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 根田 空史 | 94 | 千葉 | 根田 空史 94/千葉 |
| 2 | 2 | 堤 洋 | 75 | 徳島 | 堤 洋 75/徳島 |
| 3 | 3 | 松川 高大 | 94 | 熊本 | 松川 高大 94/熊本 |
| 4 | 4 | 神山雄一郎 | 61 | 栃木 | 神山雄一郎 61/栃木 |
| 5 | 坂本 亮馬 | 90 | 福岡 | 坂本 亮馬 90/福岡 |
|
| 5 | 6 | 竹田 和幸 | 78 | 岐阜 | 竹田 和幸 78/岐阜 |
| 7 | 福田 知也 | 88 | 神奈 | 福田 知也 88/神奈 |
|
| 6 | 8 | 久島 尚樹 | 100 | 宮崎 | 久島 尚樹 100/宮崎 |
| 9 | 大川 龍二 | 91 | 広島 | 大川 龍二 91/広島 |
|
| 誘導 | 上田 学 | 上田 学 | |||
3連単
（フォーメーション）7 ⇒ 135 ⇒ 135（6点）
（フォーメーション）359 ⇒ 359 ⇒ 3592（12点）
地元の意地、佐々木豪が決める
地元で唯一、準決に残った7佐々木豪が気迫で1犬伏を追走から差しかわすところを。展開は2杉森が先行体制に入り、そこを1犬伏がカマシ先行。7佐々木は自力もあるので万が一踏み出し空いてもきっちり追いかける、しかし、3番手は口が空く可能性があり、そこは狙われるかも。今節動きがよくみえるのは9武田で、特に初日特選は見事だった。２日目はもちろん前の頑張りもあるが、展開をしっかり生かして縦に踏んで、その後にうしろから交わされてないところをみると良さそう。あとは、前走豊橋から調子が良い時の感じに戻ってる5岡崎を絡めて。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
| 2 | 2 | 杉森 輝大 | 103 | 茨城 | 杉森 輝大 103/茨城 |
| 3 | 3 | 渡辺 十夢 | 85 | 福井 | 渡辺 十夢 85/福井 |
| 4 | 4 | 佐々木則幸 | 79 | 高知 | 佐々木則幸 79/高知 |
| 5 | 岡崎 智哉 | 96 | 大阪 | 岡崎 智哉 96/大阪 |
|
| 5 | 6 | 佐藤 真一 | 79 | 東京 | 佐藤 真一 79/東京 |
| 7 | 佐々木 豪 | 109 | 愛媛 | 佐々木 豪 109/愛媛 |
|
| 6 | 8 | 森川 大輔 | 92 | 岐阜 | 森川 大輔 92/岐阜 |
| 9 | 武田 豊樹 | 88 | 茨城 | 武田 豊樹 88/茨城 |
|
| 誘導 | 溪 飛雄馬 | 溪 飛雄馬 | |||
3連単
（フォーメーション）7 ⇒ 159 ⇒ 1359（9点）
（フォーメーション）159 ⇒ 7 ⇒ 1359（9点）
オッズパークをご覧の皆様、こんにちは。
競輪場全４３場制覇、競輪おたくの桜井奈津です。
松山競輪場で開催中のG3道後温泉杯争覇戦は本日最終日、決勝戦が行われます。SS不在、優勝候補であった脇本雄太選手の欠場、2日目には地元エースまさかのアクシデント…といった状況のなか地元の佐々木豪が決勝戦に乗りました。勝負事にはやはり運も必要です。巡ってきたチャンスを掴みとるには努力や実力が必要だけれど、運がなければ巡ってすらこない。勝ち上がりの強運の持ち主は渡邉豪大、落車に巻き込まれることなく、冷静に立ち回ることができてのこの結果。追い込みっぽい動きで勝ち上がっただけに、決勝で目標がいるのは大きなチャンス。そして、その前を走る地元佐々木も、地元の追い込みがついたら先行基本の組み立てになりそうなところがここは自分が優勝を狙う作戦、得意の戦法で構わないと考えているはず。ときに、風というのは、自分の向き合い方によってはプラスに働くことがあると思うのです。マイナスだと思った出来事も通り過ぎて振り返ってみると、むしろ運が良かったなって笑えたりだとか。つまり競輪だけではなく、日常生活や仕事のなかで、捉え方次第で流れを自分に向けることって難しくないと思うのです。さあ今開催、この状況が最もプラスに働くのは一体誰か？最終日は特に、脚本家になったつもりで主役を探し、物語が浮かび上がらせるような…そんなふうに予想に取り組むのが私は好きです。それでは予想へ参りましょう！
展開は木暮、中村の鋭い伸び脚注意
６太田は勝ち上がりは残念ながら逃したものの、連日バックを取る積極策。２日目３日目には粘れているし、最終日もしっかりと駆ける展開か。二人の連係実績だが、今年１月の大垣二日目準決勝戦。このときは太田が逃げて６着、木暮は４角まわって牽制しつつ縦に踏んで2着という結果だった。昨日の準決勝戦を振り返ると、まず９岡崎は犬伏の先行したレースでしっかり中団３番手とったが、ゴール前伸び負け４着。中団なら捲り、後方なら早い巻き返しかもしれないが、その時に番手の３澤田の追走に少し不安。１松川は昨日はマーク戦で、久島の先行から番手捲りするも根田に捲られ４着だった。１松川をマークする７中村が昨日は単騎で、道中アクシデントがあったが、もう少しで１着というところまで伸びていたので気になる存在。仕掛けた１松川のスピードもらって頭まで。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 松川 高大 | 94 | 熊本 | 松川 高大 94/熊本 |
| 2 | 2 | 木暮 安由 | 92 | 群馬 | 木暮 安由 92/群馬 |
| 3 | 3 | 澤田 義和 | 69 | 兵庫 | 澤田 義和 69/兵庫 |
| 4 | 4 | 松尾信太郎 | 92 | 福岡 | 松尾信太郎 92/福岡 |
| 5 | 齋藤登志信 | 80 | 宮城 | 齋藤登志信 80/宮城 |
|
| 5 | 6 | 太田 龍希 | 117 | 埼玉 | 太田 龍希 117/埼玉 |
| 7 | 中村 圭志 | 86 | 熊本 | 中村 圭志 86/熊本 |
|
| 6 | 8 | 石川 雅望 | 91 | 群馬 | 石川 雅望 91/群馬 |
| 9 | 岡崎 智哉 | 96 | 大阪 | 岡崎 智哉 96/大阪 |
|
| 誘導 | 葛西雄太郎 | 葛西雄太郎 | |||
3連単
（フォーメーション）79 ⇒ 1279 ⇒ 123479（24点）
（フォーメーション）2 ⇒ 8 ⇒ 179（3点）
（フォーメーション）2 ⇒ 179 ⇒ 8（3点）
本線はずして穴狙うなら…
初日に連係してゴール前は７犬伏をとらえた１堤、最終日に再度の連係となる。ただ、初日の犬伏の仕掛けは前受けから全部ひいてのカマシにならなかったので、比較的付きやすかったようにもみえた。しかも今日はライン２車。対戦メンバーをみると８笠松も先行意欲が高く、３武田と今節二度目の連係でラインの長さも生かして戦える。
犬伏の二日目は、７番手まで下げてJで一気に前を叩いたとき、マークしていた地元の濱田が離れてしまった。準決勝戦も同様の仕掛けのパターンとなったが、番手の佐々木豪は自力もあるのでしっかりと追走し、展開生かし決勝に進んだ。しかしこのとき、犬伏自身が６着まで沈んでしまったのがすこし気になる‥。ここでは敢えて犬伏と堤の人気になりそうなワンツー決着の本線をはずしたところを考えてみたい。８笠松の先行体制から７犬伏がダッシュ良く仕掛け、援軍失うパターンなら展開むくのは３武田と三番手でも縦脚ある９恩田か。踏みあえば４中西の捲りも強烈。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 堤 洋 | 75 | 徳島 | 堤 洋 75/徳島 |
| 2 | 2 | 新田 康仁 | 74 | 静岡 | 新田 康仁 74/静岡 |
| 3 | 3 | 武田 豊樹 | 88 | 茨城 | 武田 豊樹 88/茨城 |
| 4 | 4 | 中西 大 | 107 | 和歌 | 中西 大 107/和歌 |
| 5 | 齊藤 竜也 | 73 | 神奈 | 齊藤 竜也 73/神奈 |
|
| 5 | 6 | 竹田 和幸 | 78 | 岐阜 | 竹田 和幸 78/岐阜 |
| 7 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
|
| 6 | 8 | 笠松 将太 | 100 | 埼玉 | 笠松 将太 100/埼玉 |
| 9 | 恩田 淳平 | 100 | 群馬 | 恩田 淳平 100/群馬 |
|
| 誘導 | 上田 学 | 上田 学 | |||
3連単
（フォーメーション）349 ⇒ 349 ⇒ 23479（18点）
佐々木が捲って地元記念Ｖ！
地元４佐々木豪が昨日の準決勝戦では犬伏の番手で、展開をきっちり生かし決勝戦へとコマを進めた。今日の決勝戦はこの佐々木の番手に今節ツキのある６渡邉、そして三番手は５坂本が固める。６渡邉は連勝で迎えた昨日の準決、ひたすら内を踏んでうまく２着、決勝もツキがありそうな位置をまわれることになった。仕上がりいいのは３根田で、準決勝戦の捲りはひやひやしたが見事に１着、番手の７福田もしっかり続いてワンツー。ちなみにこの二人の過去の連係をみると、７福田が先着することが多い。地元4佐々木の優勝を期待するフォーカスに加えて、7福田と6渡邊の1、3着で２着を全で。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 杉森 輝大 | 103 | 茨城 | 杉森 輝大 103/茨城 |
| 2 | 2 | 稲毛 健太 | 97 | 和歌 | 稲毛 健太 97/和歌 |
| 3 | 3 | 根田 空史 | 94 | 千葉 | 根田 空史 94/千葉 |
| 4 | 4 | 佐々木 豪 | 109 | 愛媛 | 佐々木 豪 109/愛媛 |
| 5 | 坂本 亮馬 | 90 | 福岡 | 坂本 亮馬 90/福岡 |
|
| 5 | 6 | 渡邉 豪大 | 107 | 福岡 | 渡邉 豪大 107/福岡 |
| 7 | 福田 知也 | 88 | 神奈 | 福田 知也 88/神奈 |
|
| 6 | 8 | 森川 大輔 | 92 | 岐阜 | 森川 大輔 92/岐阜 |
| 9 | 阿部 力也 | 100 | 宮城 | 阿部 力也 100/宮城 |
|
| 誘導 | 溪 飛雄馬 | 溪 飛雄馬 | |||
3連単
（フォーメーション）4 ⇒ 1367 ⇒ 12367（16点）
（フォーメーション）67 ⇒ 1234589 ⇒ 67（14点）
2016年の某新聞社ミスコンでグランプリをとったことをきっかけに、公営競技に携わるようになる。2017年には競輪の予想・妄想の魅力にどっぷりとハマり、とにかく飯より車券。旅打ちが好きで各地へ脚を運び、2019年には競輪場全43場を制覇。曾祖母が女賭場師だったらしいという縁もあり、自分では博才があると思い込んでいる。
どりあんず
橋本悠督
オッズパークをご覧の皆様、こんにちは。
競輪場全４３場制覇、競輪おたくの桜井奈津です。
松山競輪場ではG3道後温泉杯争覇戦が開催中。
本日は３日目、準決勝戦が行われます。
ここまでの二日間、もちろん車券を購入しながら
レースをみていますが、なかなか地元勢が苦戦していました。
気持ちが入っているからこそ普段以上に力が出ることもあれば
変に力が入って空回りしてしまうこともあるのかもしれません。
昨日の藤井選手の突張っての先行策は印象的でした。
他地区であっても地元がついた責任感、彼のスタイルというのが改めて伝わりました。
こういうのはみている人がたくさんいるはずだし、どうか報われて欲しいなあと思います。
地元競輪の持つチーム戦の要素は非常に特殊です。
野球やサッカーでは滅多にないことですが、チームメイトが日によって変わる可能性があるということ。
昨日はラインを組んだけれど今日は別線、つまり敵‥なんてことも。
そのとき一瞬の損得ではなくて、きちんと一走一走の積み重ねを意識している選手、
あるいは逆に人間臭い一面が垣間みえることも。
そういう場面の記憶を切り抜き、組み立てて、答えを導くというのが
人間が走る、競輪の不思議な魅力ですよね。
さて今日の準決勝戦も、予想を楽しみたいと思います。
藤井選手、根田選手、犬伏選手。各レースそれぞれ注目の先行選手、ラインの絆。どんなレースになるか期待です！