山田が絶好
1山田が前さえ取れれば、6谷内が突っ張り先行という展開は濃厚。9山田、3小林も決して悪くはないが、近畿は3番手に7稲川もいるので攻略が難しい。ただ、山田が前を残そうとしすぎた時には5神山の突っ込みあたりは要注意。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 山田 久徳 | 93 | 京都 | 山田 久徳 93/京都 |
2 | 2 | 小岩 大介 | 90 | 大分 | 小岩 大介 90/大分 |
3 | 3 | 小林 泰正 | 113 | 群馬 | 小林 泰正 113/群馬 |
4 | 4 | 久島 尚樹 | 100 | 宮崎 | 久島 尚樹 100/宮崎 |
5 | 神山 拓弥 | 91 | 栃木 | 神山 拓弥 91/栃木 |
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5 | 6 | 谷内 健太 | 125 | 京都 | 谷内 健太 125/京都 |
7 | 稲川 翔 | 90 | 大阪 | 稲川 翔 90/大阪 |
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6 | 8 | 佐藤 壮 | 100 | 千葉 | 佐藤 壮 100/千葉 |
9 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
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誘導 | 佐野 梅一 | 佐野 梅一 |
雨谷の絡みで中穴を
強力な先行選手が揃ったが、ここなら4森田がチャレンジャー精神で主導権を一度は握りにいくのでは?そんな中で展開は1雨谷に。雨谷も残そうというよりタテに踏むレースになりそうで、そうなれば連絡みは十分。相手は2深谷に7佐々木、あとは素晴らしく気配が良さそうな8伊藤を。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 雨谷 一樹 | 96 | 栃木 | 雨谷 一樹 96/栃木 |
2 | 2 | 深谷 知広 | 96 | 静岡 | 深谷 知広 96/静岡 |
3 | 3 | 町田 太我 | 117 | 広島 | 町田 太我 117/広島 |
4 | 4 | 森田 一郎 | 125 | 埼玉 | 森田 一郎 125/埼玉 |
5 | 塚本 大樹 | 96 | 熊本 | 塚本 大樹 96/熊本 |
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5 | 6 | 小堺 浩二 | 91 | 石川 | 小堺 浩二 91/石川 |
7 | 佐々木 豪 | 109 | 愛媛 | 佐々木 豪 109/愛媛 |
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6 | 8 | 伊藤 裕貴 | 100 | 三重 | 伊藤 裕貴 100/三重 |
9 | 和田 圭 | 92 | 宮城 | 和田 圭 92/宮城 |
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誘導 | 伊代野貴照 | 伊代野貴照 |
犬伏がパワーで制圧
1藤井は積極的に動きそう。前受けなら突っぱり先行になる可能性も。ただ、細切れ戦で全てのラインを突っ張りきるのは至難の業。3犬伏が好機のスパートで押し切るところから狙ってみる。7岩津は離れそうで、スジよりは別線との絡みで。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 藤井 侑吾 | 115 | 愛知 | 藤井 侑吾 115/愛知 |
2 | 2 | 嶋津 拓弥 | 103 | 神奈 | 嶋津 拓弥 103/神奈 |
3 | 3 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
4 | 4 | 金子 幸央 | 101 | 栃木 | 金子 幸央 101/栃木 |
5 | 三谷 竜生 | 101 | 奈良 | 三谷 竜生 101/奈良 |
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5 | 6 | 蒔田 英彦 | 93 | 千葉 | 蒔田 英彦 93/千葉 |
7 | 岩津 裕介 | 87 | 岡山 | 岩津 裕介 87/岡山 |
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6 | 8 | 畑段 嵐士 | 105 | 京都 | 畑段 嵐士 105/京都 |
9 | 杉本 正隆 | 96 | 茨城 | 杉本 正隆 96/茨城 |
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誘導 | 佐藤 成人 | 佐藤 成人 |
犬伏選手、よくぞ残ってくれました!徹底先行、藤井選手を相手に果敢な先行勝負。初日こそ消極的になってしまい不完全燃焼に終わりましたが、2日目以降は仕掛けに迷いがないのが素晴らしいですね。結果だけ見ると薄氷の3着での決勝進出ですが、内容は十分。本人の表情を見ていても納得のレースができてるなぁというのがありありと分かる走りでした。
しかし一方で深谷選手は準決勝敗退。年末の大一番の権利を獲得するために今は少しでも賞金の上積みが必要な中ではありますが、そんな中で連日の強気な走り。敗れはしましたが、佐々木豪選手との力勝負は見応え十分の内容でした。
そして地元勢!山田久徳選手とすれば谷内選手を残したかったというのが本音でしょうが、山田庸平選手がいいいい勢いで迫っていましたから、あの判断は仕方がなかったのかな。というところです。
決勝は今節の台風の目、金子選手も勝ち上がって激戦の4分戦。初秋の奈良を彩る豪華メンバーが揃いました!果たして誰が栄冠を掴むのか?本日もよろしくお願いいたします。
岩津の2.3着が面白そう
短走路を意識してか、今節の9小林は積極的。ここも3諸橋選手を連れてしっかり先手を取りにいく組み立てになりそうだが、2小森もそれほど構えのレースにはならないだろう。この両者が踏み合う展開なら1岩津に流れは向いてくる。ただ、アタマを取れるほどの決め脚とも言えないので、勝負は1岩津の2.3着の車券で。アタマ候補は関東勢と福井勢の番手両者、そして何より面白いのは今節動き冴える8伊藤の一発を!
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 岩津 裕介 | 87 | 岡山 | 岩津 裕介 87/岡山 |
2 | 2 | 小森 貴大 | 111 | 福井 | 小森 貴大 111/福井 |
3 | 3 | 諸橋 愛 | 79 | 新潟 | 諸橋 愛 79/新潟 |
4 | 4 | 渡辺 十夢 | 85 | 福井 | 渡辺 十夢 85/福井 |
5 | 杉本 正隆 | 96 | 茨城 | 杉本 正隆 96/茨城 |
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5 | 6 | 山口 泰生 | 89 | 岐阜 | 山口 泰生 89/岐阜 |
7 | 小岩 大介 | 90 | 大分 | 小岩 大介 90/大分 |
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6 | 8 | 伊藤 裕貴 | 100 | 三重 | 伊藤 裕貴 100/三重 |
9 | 小林 泰正 | 113 | 群馬 | 小林 泰正 113/群馬 |
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誘導 | 佐野 梅一 | 佐野 梅一 |
藤井がしっかり粘り込んで
ここ、航続距離は2藤井が断然。6早坂をしっかり叩いて最終主導権は握ってくるだろう。スンナリならば9西村との組み合わせだが、6早坂が初日佐々木豪を競り落としているのが何とも気になる。もし中部後位がもつれるようなら今節のラッキーマン8成清の絡み、そして5飯野の一発も。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 和田 圭 | 92 | 宮城 | 和田 圭 92/宮城 |
2 | 2 | 藤井 侑吾 | 115 | 愛知 | 藤井 侑吾 115/愛知 |
3 | 3 | 神山 拓弥 | 91 | 栃木 | 神山 拓弥 91/栃木 |
4 | 4 | 小堺 浩二 | 91 | 石川 | 小堺 浩二 91/石川 |
5 | 飯野 祐太 | 90 | 福島 | 飯野 祐太 90/福島 |
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5 | 6 | 早坂 秀悟 | 90 | 茨城 | 早坂 秀悟 90/茨城 |
7 | 竹内 智彦 | 84 | 宮城 | 竹内 智彦 84/宮城 |
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6 | 8 | 成清 貴之 | 73 | 千葉 | 成清 貴之 73/千葉 |
9 | 西村 光太 | 96 | 三重 | 西村 光太 96/三重 |
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誘導 | 伊代野貴照 | 伊代野貴照 |
山田庸の安定感に期待
近畿勢は冒頭にも書いたように谷内を残せなかったのが痛い。現状の1三谷の機動力ではそれほど強気に推せないのが難しいところ。ここは9犬伏が先手を取りやすいメンバー構成。番手スンナリなら3佐々木豪だが、少しでも内が空くようなら切り込まれる可能性は高い。特に2山田庸の存在は何とも不気味。競りにいかなくても3佐々木豪の3番手はしっかりと確保しているだろう。なので、この2山田庸からの四国勢というのが勝負目に。あとは今節何かやってくれそうな6金子の一撃は外せない。
枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
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1 | 1 | 三谷 竜生 | 101 | 奈良 | 三谷 竜生 101/奈良 |
2 | 2 | 山田 庸平 | 94 | 佐賀 | 山田 庸平 94/佐賀 |
3 | 3 | 佐々木 豪 | 109 | 愛媛 | 佐々木 豪 109/愛媛 |
4 | 4 | 稲川 翔 | 90 | 大阪 | 稲川 翔 90/大阪 |
5 | 雨谷 一樹 | 96 | 栃木 | 雨谷 一樹 96/栃木 |
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5 | 6 | 金子 幸央 | 101 | 栃木 | 金子 幸央 101/栃木 |
7 | 山田 久徳 | 93 | 京都 | 山田 久徳 93/京都 |
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6 | 8 | 塚本 大樹 | 96 | 熊本 | 塚本 大樹 96/熊本 |
9 | 犬伏 湧也 | 119 | 徳島 | 犬伏 湧也 119/徳島 |
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誘導 | 佐藤 成人 | 佐藤 成人 |
1972年5月17日生。関西・名古屋などでFMのDJを経て、競輪の実況アナウンサーへ。実況歴は18年。最近はミッドナイト競輪in小倉を中心に活動中。番組内では「芸術的なデス目予想」といういいのか悪いのかよく分からない評価を視聴者の方から頂いている。
奈良はやはりとにかく積極的に!これに尽きますね。S級デビューのシリーズで押し切った谷内選手はもちろんですが、突っ張り先行で逃げ残った藤井選手、そして捲られはしたものの存在感を見せつけた深谷選手、そしてラストの犬伏選手まで。前々に強気に攻めていく中で勝ち上がりを決める選手が多かったのがやはり印象的でした。
もちろん相手もあることなので闇雲に先行!というのが得策とは言えないかも知れませんが、それでもやっぱり構え過ぎてしまうと失敗してしまう可能性が高くなるのは間違いないでしょうね〜。
曇り空の影響もあってか、比較的涼しく、ようやく秋の気配を感じる中での戦いになっています、今回の平安賞。ここまで近畿勢は概ね順調ですが、大切なのは今日の準決勝!勝ち上がりをしっかり決めていけるかどうか?
本日からコラムよろしくお願いいたします。