競輪グレードレース
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守澤からで仕方なしだが…
とにかくしっかりと主導権！というレースできっちり自身も粘り込めている9菊池岳。ここも相手関係を考えると先手取りへ動いてくる可能性が高い。3番手に地元の5菊地圭が控えていることもあって、より仕掛けが早くなるなら、普通に北日本の追い込み陣で突き抜けるというレースになるのでは？とにかく、ここは4瓜生次第。4瓜生は強気に前々へ攻めるスタイルなので、可能性は低いがシビアにハコへいったときのことも少しだけ考えておく。その場合は3佐々木の一発か9菊池岳の残り目か？このあたりで穴を少し押さえておく。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 守澤 太志 | 96 | 秋田 | 守澤 太志 96/秋田 |
| 2 | 2 | 井上 昌己 | 86 | 長崎 | 井上 昌己 86/長崎 |
| 3 | 3 | 佐々木 豪 | 109 | 愛媛 | 佐々木 豪 109/愛媛 |
| 4 | 4 | 瓜生 崇智 | 109 | 熊本 | 瓜生 崇智 109/熊本 |
| 5 | 菊地 圭尚 | 89 | 北海 | 菊地 圭尚 89/北海 |
|
| 5 | 6 | 阪本 和也 | 115 | 長崎 | 阪本 和也 115/長崎 |
| 7 | 三宅 達也 | 79 | 岡山 | 三宅 達也 79/岡山 |
|
| 6 | 8 | 濱田 浩司 | 81 | 愛媛 | 濱田 浩司 81/愛媛 |
| 9 | 菊池 岳仁 | 117 | 長野 | 菊池 岳仁 117/長野 |
|
| 誘導 | 外崎 一成 | 外崎 一成 | |||
3連単
（フォーメーション）1 ⇒ 5 ⇒ 942（3点）
（フォーメーション）3 ⇒ 984 ⇒ 9841（9点）
（フォーメーション）9 ⇒ 384 ⇒ 3841（9点）
展開向く稲川を軸に
戦歴面では3清水ということになるのだが、昨日のように3清水が早めに仕掛けるという可能性は低そう。となると、まず流れは近畿勢に。1稲川を連れてなら9小森も仕掛け損じはないだろうし、それを1稲川もキッチリガードしていけるだろう。場合によっては、3清水の動きに併せて1稲川が出るようなことがあるかもしれない。穴は1稲川が強烈に3清水を振った場合。その時は4澤田にコースが開くことも考えられるので、そのあたりは少しだけ考えてみる。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 稲川 翔 | 90 | 大阪 | 稲川 翔 90/大阪 |
| 2 | 2 | 小松崎大地 | 99 | 福島 | 小松崎大地 99/福島 |
| 3 | 3 | 清水 裕友 | 105 | 山口 | 清水 裕友 105/山口 |
| 4 | 4 | 澤田 義和 | 69 | 兵庫 | 澤田 義和 69/兵庫 |
| 5 | 原田研太朗 | 98 | 徳島 | 原田研太朗 98/徳島 |
|
| 5 | 6 | 坂本 貴史 | 94 | 青森 | 坂本 貴史 94/青森 |
| 7 | 湊 聖二 | 86 | 徳島 | 湊 聖二 86/徳島 |
|
| 6 | 8 | 高橋 陽介 | 89 | 青森 | 高橋 陽介 89/青森 |
| 9 | 小森 貴大 | 111 | 福井 | 小森 貴大 111/福井 |
|
| 誘導 | 野木 義規 | 野木 義規 | |||
3連単
（フォーメーション）1 ⇒ 4923 ⇒ 4923（12点）
（フォーメーション）932 ⇒ 4 ⇒ 9321（9点）
（フォーメーション）4 ⇒ 932 ⇒ 9321（9点）
この構成ならもしかすると波乱も
どう考えても7郡司と1佐藤で仕方なしといった印象の最終レースだが、こうなってくると5藤井がいくしかない、という構成になり、その当たって砕けろ精神がもしかすると神風を起こすかもしれない。7郡司が大事にいこうとしすぎて後方で脚を溜めようとしたら穴のチャンス！きっと7郡司と1佐藤の車券は激安になるだろうから、もうそんな安いところは敢えて外して穴を狙ってみる。5藤井先行、7郡司後手の場合に完全に展開は絞って。その時にワンチャンありそうなのは8中井に託す3山本。今節、非常に自転車の出も良さそうだし、なにより8中井が先に仕掛けてくれるのが大きい。あとは、2柴崎が番手から発進したケース。3山本、2柴崎軸のマルチみたいなイメージでホームランを狙ってみよう！
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
| 2 | 2 | 柴崎 淳 | 91 | 三重 | 柴崎 淳 91/三重 |
| 3 | 3 | 山本 伸一 | 101 | 奈良 | 山本 伸一 101/奈良 |
| 4 | 4 | 山口 貴嗣 | 82 | 福岡 | 山口 貴嗣 82/福岡 |
| 5 | 藤井 侑吾 | 115 | 愛知 | 藤井 侑吾 115/愛知 |
|
| 5 | 6 | 渡邉 豪大 | 107 | 福岡 | 渡邉 豪大 107/福岡 |
| 7 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
|
| 6 | 8 | 中井 太祐 | 97 | 奈良 | 中井 太祐 97/奈良 |
| 9 | 大森 慶一 | 88 | 北海 | 大森 慶一 88/北海 |
|
| 誘導 | 森田 康嗣 | 森田 康嗣 | |||
3連単
（フォーメーション）32 ⇒ 23 ⇒ 7168（8点）
（フォーメーション）32 ⇒ 7168 ⇒ 23（8点）
（フォーメーション）7168 ⇒ 32 ⇒ 23（8点）
この間、池袋の街を歩いていたら
一人の男の人が女性に声を掛けておりました。
『すいませーん、ちょっといいですか？？』
女性の返答はにべもなく完全スルー。
しかし、男性は諦めず食い下がります。
食い下がりはしたものの、やはり全く相手にはしてもらえず、女性の歩くスピードが上がりました。
あーあ、残念。
と思ったのも束の間、男は次のターゲットに狙いを定め
『すいませーん、ちょっといいですか？？』
と、違う女性に声を掛けるのでした。
函館記念、3日目準決勝
瓜生選手は追い上げて守澤選手のところに。
『すいませーん、ちょっといいですか？』
しかし、守澤選手の返事はにべもなく
全く付け入るスキはありませんでした。
と、そう思ったのも束の間！今度は
菊地選手のところに迫っていき
何と！ナンパ、いや、3番手奪取に成功するのです！
いやぁ、素晴らしい！
このいい意味での諦めの悪さ！
きっと、瓜生選手は
街を歩くスカウトマンとしても、素晴らしい仕事をするのではないか？
と思わせるような立ち回りでした。
いや、褒めてます！
褒めてるんですよ！
どんなことにおいても、諦めの悪い人、私は大好きです！
27歳というと、いわゆる
ゆとり世代ド真ん中。
草食系男子などと、ひと括りにされることも多い世代です。
そんな中において
いいじゃないですか〜。
こういうガツガツした肉食がいても。
決勝戦は、清水選手の後ろ
ラインの3番手ですか…
いやぁ、魅力ありますね〜
買いたいですね〜
火の国熊本の肉食獣
瓜生崇智！
よし、今日は2着か3着で勝負しますか！笑笑
ここなら野口の先行力を
初日こそ大敗に終わったが、やはり駆けてしまえば凄まじい粘りを発揮する3野口。まずは、しっかり主導権というのが濃厚になってくるだろう。相手は9上田。この9上田がどうにも良くない。ダービーで自信を喪失してしまったのか？噛み合っていないというか、何というか…とにかく積極性に欠けるのが気になるところ。今の9上田ならたとえ2井上が後ろだろうと強気にという走りもできないのでは、とみて。軸は3野口の残り目で勝負する。あと、穴で面白いのは九州勢よりも4番手にいそうな1柴崎に、あと2日目の捲りが印象的だった6坂本。思い切って九州は外して勝負してみたい。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 柴崎 淳 | 91 | 三重 | 柴崎 淳 91/三重 |
| 2 | 2 | 井上 昌己 | 86 | 長崎 | 井上 昌己 86/長崎 |
| 3 | 3 | 野口 裕史 | 111 | 千葉 | 野口 裕史 111/千葉 |
| 4 | 4 | 高橋 陽介 | 89 | 青森 | 高橋 陽介 89/青森 |
| 5 | 小原 太樹 | 95 | 神奈 | 小原 太樹 95/神奈 |
|
| 5 | 6 | 坂本 周作 | 105 | 青森 | 坂本 周作 105/青森 |
| 7 | 香川 雄介 | 76 | 香川 | 香川 雄介 76/香川 |
|
| 6 | 8 | 岡 光良 | 94 | 埼玉 | 岡 光良 94/埼玉 |
| 9 | 上田 尭弥 | 113 | 熊本 | 上田 尭弥 113/熊本 |
|
| 誘導 | 外崎 一成 | 外崎 一成 | |||
3連単
（フォーメーション）3 ⇒ 516 ⇒ 51684（12点）
（フォーメーション）516 ⇒ 3 ⇒ 51684（12点）
展開は山崎なのだが…
連日消極的な4竹内に、別地区がつける8小森。この二人が相手なら、やはり地元地区をつける3菊池の先行と考えるのが妥当だろう。ならばスンナリ展開は9山崎に、ということになるのだが、どうも素直に1大森との突き抜けを買う不安な気持ちが拭えない。何か最後の200で不穏な事が起こるのでは、という気がするので穴狙いでいってみる。3菊池ラインの4番手にはきっと単騎の5山賀がいるだろう。番手車間を空ける9山崎に、後方からロングスパートで並びかける8小森。9山崎もさすがに別地区の3菊池をそんなに簡単に捨てきれないだろう。援護しようとするが、内で被る。その時に対応できるのは5山賀、そして1大森、更にラスト飛んでくる4竹内に2湊まで。大穴4人ボックスで高配当を！
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 大森 慶一 | 88 | 北海 | 大森 慶一 88/北海 |
| 2 | 2 | 湊 聖二 | 86 | 徳島 | 湊 聖二 86/徳島 |
| 3 | 3 | 菊池 岳仁 | 117 | 長野 | 菊池 岳仁 117/長野 |
| 4 | 4 | 竹内 翼 | 109 | 広島 | 竹内 翼 109/広島 |
| 5 | 山賀 雅仁 | 87 | 千葉 | 山賀 雅仁 87/千葉 |
|
| 5 | 6 | 渡邉 豪大 | 107 | 福岡 | 渡邉 豪大 107/福岡 |
| 7 | 濱田 浩司 | 81 | 愛媛 | 濱田 浩司 81/愛媛 |
|
| 6 | 8 | 小森 貴大 | 111 | 福井 | 小森 貴大 111/福井 |
| 9 | 山崎 芳仁 | 88 | 福島 | 山崎 芳仁 88/福島 |
|
| 誘導 | 森田 康嗣 | 森田 康嗣 | |||
3連単
（フォーメーション）1425 ⇒ 1425 ⇒ 1425（24点）
清水と瓜生の突き抜け基本で！
ダービー2着でグランプリをほぼ当確にしたといっても過言ではない9佐藤。さすがの安定感をここでも見せているが、さすがに1小松崎もここで先手取りで9佐藤さんへ、ということもないだろう。1小松崎は自分が勝てるタイミングでの仕掛けになるとみた。6山本も二車で早めの勝負は無謀。となると、ここは4佐々木が強気の勝負で流れを作るのでは？となると、チャンスは2清水へ。準決勝、後手に回る展開からアタマまで届いたところを見ると、調子は良さそうだし、ここは展開の利もある！その後ろ8瓜生もマークは堅実。どうしても2清水と8瓜生の組み合わせで勝負したくなるところ。後は、1小松崎の仕掛けに乗って9佐藤がどこまで迫れるかだが、内に入るコースもなさそうで、3着がいっぱいなのでは。あとは単騎の3郡司だが、2清水の番手捲りの上を越えるのはどうだろう。やはり冒頭に書いたように2清水アタマの、8瓜生の2.3着で勝負したい。
| 枠 | 車番 | 選手名 | 期別 | 府県 | 選手名 期別/府県 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 小松崎大地 | 99 | 福島 | 小松崎大地 99/福島 |
| 2 | 2 | 清水 裕友 | 105 | 山口 | 清水 裕友 105/山口 |
| 3 | 3 | 郡司 浩平 | 99 | 神奈 | 郡司 浩平 99/神奈 |
| 4 | 4 | 佐々木 豪 | 109 | 愛媛 | 佐々木 豪 109/愛媛 |
| 5 | 稲川 翔 | 90 | 大阪 | 稲川 翔 90/大阪 |
|
| 5 | 6 | 山本 伸一 | 101 | 奈良 | 山本 伸一 101/奈良 |
| 7 | 守澤 太志 | 96 | 秋田 | 守澤 太志 96/秋田 |
|
| 6 | 8 | 瓜生 崇智 | 109 | 熊本 | 瓜生 崇智 109/熊本 |
| 9 | 佐藤慎太郎 | 78 | 福島 | 佐藤慎太郎 78/福島 |
|
| 誘導 | 荒澤 貴史 | 荒澤 貴史 | |||
3連単
（フォーメーション）2 ⇒ 8 ⇒ 97365（5点）
（フォーメーション）2 ⇒ 97365 ⇒ 8（5点）
1972年5月17日生。関西・名古屋などでFMのDJを経て、競輪の実況アナウンサーへ。実況歴は18年。最近はミッドナイト競輪in小倉を中心に活動中。番組内では「芸術的なデス目予想」といういいのか悪いのかよく分からない評価を視聴者の方から頂いている。
どりあんず
桜井奈津
競輪の仕事を始めて、ほんとに最初の頃
私は衝撃の事実を知りました。
強いラインを逃がせてしまったら、他は捲れない、ということです。
長年見ている人からすると、そんなもん当然やろがい！というお叱りを受けるかも知れませんが…
当時、逃げる人だけは、とにかく風の抵抗が凄いので、最後までもたない、という思考に支配されていた私からすると衝撃以外の何物でもありませんでした。
『おまえー、そんなもん簡単にやなぁ、金山栄治に先行させてどーするんや！お前が何とかせんといかんのやろうが！アホンダラアホンダラアホンダラ！』
と野次っている岸和田競輪のオッサン達は
風の抵抗というものを、もしかすると知らないのではないか？と思ったくらいなのですが…
何度も何度もレースをみて
このオッサン達の発言が競輪の真理なんだ
ということがよーく分かりました。
函館記念2日目
『そんなもん菊池に簡単に先行させてどないすんねん！番手に佐藤慎太郎やないか！ほんまに竹内は…』
『いやいや〜、最近捲りが多いっつってもやっぱり赤パンのSS！清水が逃げたら捲れんよなぁ』
『ダービーでは調子どうかなあと思ったけど、やっぱり郡司は一枚、いや二枚格が違いますなぁ。安心してレース見れましたわ』
といった感じで
平穏としか言いようがない後半戦でした。
さぁ、3日目は果たしてどうなりますやら？
函館記念、戦いはまだまだ続きます！