神山拓が強敵を退けて完全優勝を達成
2025年11月03日

■□ 泗水杯争奪戦<四日市>決勝結果■□
【開催日】2025/11/03
号砲とともに飛び出した浅井康太が古性優作を制してS取りに出て、山口拳矢を迎え入れて中部勢が正攻法に構える。古性は稲川翔を背に中団の3番手に陣を取り、その後ろで単騎の山田英明が周回を重ねる。後ろ攻めとなった眞杉匠が青板周回のバック線過ぎから上昇していくと、気配を察知した古性が合わせて動き、眞杉の上昇を阻みながらゆっくりと先頭に躍り出る。金網近くまでバンクを登っていた眞杉は打鐘前の2コーナーの下りを使って一気の反撃に出る。合わせて踏み込んだ古性であったが、飛びつくことができず、最終ホーム手前には東日本ラインが4車できれいに出切る。後方8番手に立ち遅れてしまった山口に動きはなく、5番手まで下げた古性が最終2コーナー付近からまくりを狙ったが、神山拓弥が外に張りながらけん制し。最終2センターから前へと踏み込んでそのままゴール線へ一番に駆け抜けた。
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■□優勝者 神山拓弥選手インタビュー■□
 (記念で初めての完全優勝となったが)今回は連日、森田(優弥)眞杉と(鈴木)竜士と前で頑張ってくれて展開が向いたので、自分でもびっくりなんですけど。眞杉もすごい気迫で先行してくれて、飛びつかせないように行ってくれたので。さすがタイトルホルダーだなっていう感じでした。まさかの4連勝なので自分が一番、驚いています。眞杉は超一流の自力選手なので、要所の判断だったり、反応も良くて。古性君に飛びつかせないように行ってくれたのがすべてだったと思います。(最終バック過ぎに)古性君を張って戻ったときに、タレてきていたんで。昨日と同じ感じで踏みました。余裕はなかったので、4コーナーを回って誰も来ないでくれって祈りながら踏んだだけですね。ここ(の開催)に来る前に眞杉と一緒に街道でモガいた感じが良かったので。それがかみ合ったのかなって思います。眞杉はSSなんで、番手はなかなか回れないんですけど。少ないチャンスで結果を出せて良かったです。このメンバーで優勝できたことは自信にもなりますね。
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