佐々木悠葵が2度目のGIII制覇
2025年01月19日
■□ 万博協賛 東日本発祥倉茂記念杯<大宮>決勝結果■□
【開催日】2025/01/19
村上博幸がスタート争いを制して、近畿勢が前団。佐々木悠葵が近畿勢の後ろに位置を取り、嘉永泰斗は7番手。寺崎浩平の後位は初手から脇本雄太と佐々木眞也の併走となり、道中では入れ替わりながらも赤板では脇本が外になる。2コーナーから上昇した嘉永が打鐘3コーナーで寺崎を押さえると、佐々木悠は九州勢を追って4番手。6番手に下げた寺崎は、最終ホーム手前から巻き返す。2コーナー手前で嘉永を叩いた寺崎を佐々木眞が追うも、脇本もバック手前で追い上げる。後方で脚をためていた佐々木悠が脇本、村上を追いかけて、そのまままくり上げる。佐々木悠が、抵抗する寺崎を2センターでとらえて先頭に立つ。武藤龍生は踏み出しで遅れて付いていけない。佐々木悠がそのまま後続を寄せつけず、先頭でゴール。2度目のGIII制覇を遂げた。
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■□優勝者 佐々木悠葵選手インタビュー■□
「最終日にやっと乗り方を思い出せて、それが一番良かった。自転車にあまり乗らなくて、忘れちゃうから3日目まではヤバいと思っていたけど、今日のアップで思い出した。骨盤の位置とかがこんな感じじゃないかなと。(寺崎は)突っ張るんじゃないかなと。突っ張れば、流したところを武藤さんと2人で行くつもりでした。(寺崎が)引いたので、(打鐘)4コーナーで仕掛けがありそうで、思っていた通りで完ぺきでした。佐々木眞也さんは競るって決めたらその位置を譲らないと思っていたし、脇本さんも追い上げてくると思っていたし想定通り。完ぺきでした。佐々木眞也さんがもってきて接触がありそうで、バックを踏んだのは良くなかったけど、乗り方が良くて脚を使わないまくりですごい良かった。武藤さんが離れたのはわからず、まくり切って武藤さんとワンツーだと思っていた。師匠(矢口啓一郎)がここ(大宮記念)で優勝していたので、師匠と弟子で優勝はすごくうれしい。今回は優勝を狙うっていうよりも地元選手の手助けと思って前で頑張ろうと思っていたけど、それで優勝できた。狙わずにいった方がいいのかなって。次は奈良ですね。少し(日にちが)空くので練習しながら追加がきたらなって。今日は展開が向いた。もっと脚が必要だなって感じた」
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