近畿対決制した脇本雄太が3度目の当地記念V
2024年09月08日
■□ 万博協賛開設74周年記念平安賞<向日町>決勝結果■□
【開催日】2024/09/08
スタートで窓場千加頼-山田久徳が前受けを選択。大森慶一が地元勢を追走して、脇本雄太-武藤龍生が4番手、5番手回り。その後ろは単騎の松谷秀幸、清水裕友-松岡貴久ラインで最後方に大槻寛徳で周回する。清水が中団の脇本にフタをしてから打鐘前に先頭に立つと、窓場は4番手に車を下げる。すると最後方となった松谷はスルスルと内へ潜って行き、逃げる清水ラインの4番手まで行く。中団の窓場は意表を突かれた形になる。8番手となった脇本は最終ホームから始動すると、猛然と前団に襲いかかる。窓場は脇本に合わせるように2コーナーでまくり上げる。窓場は逃げる清水を4コーナーで捕らえて先頭に立ったが、大外を踏んだ脇本が強襲してゴール線を先頭で駆け抜けた。
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■□優勝者 脇本雄太選手インタビュー■□
「(地元勢と)別線になった以上、自分の力を出し切ることに集中した。取れた位置からレースをしようと。武藤君がスタートで中団を取ってくれて自分としてはやりやすい形になった。あおりで仕掛けを見失ったけど、立て直してホーム線からはしっかりと踏めた。(窓場が合わせるように仕掛けてきて)ヨコに当たられたら負けるなと思ったが、(自分は)タテに踏み切ろうと。ゴール後は(窓場を)抜いていないと思った。(近畿で別線は)今年の奈良記念で別線をやっていますし、力を出す以上、熱いレースを見せようと。窓場君と力勝負ができてうれしかった。もてる力を出しての勝負で、その中でのゴール前勝負だったのはいいことだと思う。かなりの疲労で今日も脚は重かった。ケアの仕方を考えないと。(年末のグランプリに関して)今の僕の立ち位置がボーダーだと思うので、1勝、1勝がかなり大事になってくると思う。目の前の一戦をしっかりと頑張りたい。後悔しないように。(399勝となり)節目は特になにも考えていない。もっともっと先を見据えているので。
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