決勝結果

清水裕友がスーパープロピストレーサー賞を制す

2024年05月26日

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■□ 全プロ記念競輪in高知<高知>決勝結果■□
【開催日】2024/05/26

 号砲とともに深谷知広が勢い良く飛び出して南関勢が正攻法に構える。松浦悠士が車番を生かして中団取りに成功すると犬伏湧也-清水裕友を迎え入れる。単騎の荒井崇博は中四国ラインの後ろで周回を重ねる。後ろ攻めとなった寺崎浩平は赤板過ぎ1センターから動き出すと、単騎の荒井が脇本雄太の後ろへとスイッチ。犬伏は荒井に切り替えていきながら打鐘過ぎに先頭に立った寺崎を叩いて主導権取りへ。最終ホームで早くもライン3車で出切ると、そのまま軽快なピッチを刻んでレースを支配。2番手回りの清水は最終2コーナー付近から徐々に車間を空け始め、後続に睨みを利かせながら間合いをはかる。後方に置かれた深谷は最終3コーナーから外を踏み込んだが自転車が思うように進まず、最終2センターから空けた車間を詰める勢いで踏んだ清水が直線で突き抜けた。


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■□優勝者 清水裕友選手インタビュー■□
「とりあえず1番人気だったので勝ち切れてほっとしたというか、今年に入って勝てそう(で勝てない)っていうのがあって、力不足を感じていた。(高知記念は惜しくも優勝を逃しているが)高知は成績がいいのでネガティブなイメージはなかったんです。最初に出た共同(通信社杯)もそうですし、この前の高知記念も勝てそうで(勝てない)っていうのもあったのでほっとしています。初手はわりかし想定通りでした。一瞬、ちょっと踏み合いになりそうな雰囲気があったので構えたんですけど、(ラインで)出切れたので。(犬伏は)カカっていたとは思います。後ろもこられなかったんで。前に踏めたんですけど、結果、松浦さんと決まっていないので、自分の判断が悪かったのかなって思います。ちょっとライン決着が少ないような気がするので、精度を上げていきたい。(今シリーズは)調子がいいとかっていう感じはなかったですけど、昨日も思ったよりは出たので想像よりは良かったのかなって思います。(これから)調子自体はまだ上がるかなって思います。今年は、G1あと4つですかね。その中で獲れるように目標を高く持って頑張りたい。毎年、全プロあたりから暑くなってきてちょっと(成績が)怪しくなってくるんで。今回もちょっと怪しかったんですけど、ここからしっかり暑さの対策とかをしっかりしていきたい。毎年、『G1獲って(グランプリ出場)』って言って獲れていないので、たまにはG1を獲って(グランプリに)出たいかなって(笑)。(高松宮記念杯に向けて)暑さもそうですし、熱くなってくると、スピードが上がってくるので、その辺の対策もしていきたい」
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