児玉碧衣が快速まくりで地元GIを制す
2024年04月29日
■□ オールガールズクラシック<久留米>決勝結果■□
【開催日】2024/04/28
号砲が鳴っても互いに見合ったスタート。過度なけん制が続くなか、小林莉子が押し出されるように誘導員を追いかける。先頭から小林、尾崎睦、柳原真緒、児玉碧衣、吉川美穂、野口諭実可、久米詩で周回し、赤板でようやく小林が誘導員に追い付く。後方から上昇した久米が児玉の外でくさびを打ちながら4番手に入り、打鐘の合図を迎える。ペースが上がらないまま、最終ホームからは先頭の小林が腹をくくって先行策。追い上げた久米が2番手に入り、3番手に尾崎睦。5番手にいた児玉碧衣だったが、最終2コーナーから一気に仕掛けると、先まくりに出た久米と尾崎の更に外を瞬く間に乗り越えてゴール線を一番に駆け抜けた。
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■□優勝者 児玉碧衣選手インタビュー■□
お客さんの声援が、本当に競輪人生で一番なんじゃないかってくらいすごくて、それがすごく力になりました。地元でグランプリを決められたのが、本当に嬉しいです。あそこまでけん制が入るとは思わなくて、我慢比べになったんですけど、(小林)莉子さんが追ってくれて。あのあたりは冷静に周りを見れたと思います。久米さんが上がってきて、下げる形にはなったんですけど。カマシも頭には入れていたけど、後ろに(吉川)美穂さんがいて、連日伸びていたし抜かれるのが頭にあった。まくり勝負に切り替えました。連日体が動いていたし、今日(最終日)もローラーから調子が良かった。あとは、自信を持って走るだけだなと。賞金ランキングも下の方だったし、GIを獲りたい欲が出て、プレッシャーもありました。本当に声援が力になって、緊張がほぐれて1着が取れたと思います。
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