王者松浦悠士が今年初の記念V
2024年03月03日
■□ 能登半島支援瀬戸の王子杯争奪戦<玉野>決勝結果■□
【開催日】2024/03/03
スタートで平原康多が飛び出して東勢が前受け。中団には取鳥雄吾-松浦悠士-岩津裕介の中国ラインが入り、山口拳矢-村上博幸-中本匠栄の混成ラインが後ろ攻めとなる。7番手の山口が赤板で眞杉匠を押さえにいくと、取鳥もすかさず反応して赤板の2コーナーで先頭に立つ。後方へ下げた眞杉が巻き返しを狙うも、取鳥が打鐘手前からペースを上げる。眞杉は中団4番手に追い上げる形で、平原は連結を外してしまい、5番手には山口が入る。眞杉は最終ホームで仕掛けるが、取鳥も抵抗する。松浦は取鳥と眞杉の踏み合いを見て態勢を整えると、バックから一気にまくりに転じて、そのまま岩津の追撃を振り切って押し切った。
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【優勝者 松浦悠士選手インタビュー】
(取鳥)雄吾の頑張りに尽きると思いますし、地元で番手を回していただいた岩津さんもいましたし、2人のおかげっていう方が大きいですね。(初手は中団からで)一番理想的な展開かなって思ったんですけど、ジャンで眞杉君が中団に収まったのでまずいなって。でも1人で来てくれましたし、雄吾も頑張ってくれたのでぼくと岩津さんにチャンスがきたのかなって思います。もう山口君は見えていなかったですね。雄吾が入るのか合わせるのかを見ていたので。バックが向かい風でしたし、来られる前にいかないととなって。出だしは高松(記念の決勝)よりも良かったんですけど、最後はタレたのかなって。でも岩津さんが追走していてくれたので、ラインで決められたと思います。日に日に状態は上がってきていたんですけど、乗り方も考えてうまく体を使えたと思います。(バンクとの相性の良さも)あると思います。地元と変わらない応援をしてくださるので、地元と変わらない力だったりパフォーマンスは出せたと思います。(このあとは)変わらず新しい練習を続けて、きついメニューですけど、ダービーに向けて追い込んでいきたい。今回はラインの力で勝てましたけど、自分が先頭で勝てるのが望ましいことだと思っているので。これで満足せずGII、GIで結果を出せるように頑張っていきたい。
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