清水裕友が地元作戦を粉砕して新年Vスタート!
2024年01月08日
■□ 東日本発祥倉茂記念杯<大宮>決勝結果■□
【開催日】2024/01/08
5車で結束した地元勢が前受けする。中団に清水裕友―稲垣裕之、8番手に九州勢で初手の並びとなる。赤板過ぎに北津留翼が上昇するが、打鐘とともに太田龍希が突っ張りそのままペースを上げる。北津留は8番手まで戻り一本棒で最終ホームを通過すると、番手の宿口陽一は車間を空けつつ、2コーナーから番手まくり。しかし、ほぼ同時に仕掛けた清水の勢い
が良く、平原康多のけん制を乗り越えて3コーナー過ぎに宿口を捕らえた。そのまま後続の追撃を振り切り24年最初のG3を制覇した。
■□優勝者インタビュー■□
記念優勝は防府でしかできんもんやと(笑)。よそで優勝できて良かった。今日はレース的にも良かったと思う。スタートは前が嫌で出たときはあちゃって思ったけど、山田(義彦)さんがきてくれて初手の位置は思惑通り。そこからは様子を見ていこうかと。打鐘のところは落ち着いてみていた。(地元勢が番手から)出る出ない関係なく緩んだら仕掛けようと思っていたのであそこから仕掛けた。宿口さんが出たのかはわかっていなかった。一番良いところで仕掛けられた。(仕掛けたときは前団を)のみ込むだけはできると思った。後ろが離れているのかはわからず、ゴールまで無我夢中でした。(連日、体が起きていないと言っていたが)無理やり叩き起こした。相手が強力で開き直れたのが良かった。初日に深谷(知広)さん相手に仕掛けられた精神的なものが今日は出たと思う。途中でダレる癖があるから1年間、この調子を続けていきたい。