Odds Park 競馬

　本命◎ジグラートは、３月の戦線復帰後から６戦５勝３着１回とほぼ完璧な成績。未勝利に終わった昨年の成績が嘘だったかのような変わり身を見せた。レース振りも、以前のジックリ構える競馬から１周目スタンド前から動いていくロングスパート競馬にモデルチェンジ。脚質変更でストロングポイントが完全に見出せたようにも映る。今の勢いはまだ続きそうだ。〇ファッシネイトパイも現在連勝中で勢い加速中。発馬の不安定さは残るが、好位置でタメが作れれば差し切りも十分。▲セッティングサンは今回古馬と初の混合戦。未知ではあるが、３歳Ａクラス戦での好走を見れば、いきなり上位争いになっても不思議はない。前走、かなり長い脚を使って差し切り勝ちを収めた△キイチオータム、流れる展開が見込める今回なら△ワンダーグリーの一発も。

◎(８)ジグラート…以前は切れる脚が一瞬しか使えない、短差しタイプのような走りをしていたが、３月の休養明けからは、そのイメージとは真逆のロングスパート競馬で５勝。完璧なモデルチェンジを果たした。今回は６月以来の実戦だが、陣営のお話では、放牧先でも緩めず乗り込んでいたとのこと。帰厩後からも能検２回消化し盤石の構え。初戦から期待。

〇(６)ファッシネイトパイ…休養明け初戦だった３走前は２着だったが、勝負どころで包まれてスムーズさを欠く場面もあった。その後は鋭い末脚をフルに発揮し連勝、精度の高い走りを続けている。スタート面にはまだ不安定な部分もあるが、勝った前回と同条件であれば、そこまで心配する必要もなさそう。

▲(３)セッティングサン…２走前の兵庫優駿ＴＲ競走では、２番手追走から楽に抜け出し完勝。本番の前走は８着に敗れたが、道中一瞬追い上げる場面は見られていた。今回が古馬と初対戦だが、３歳戦の実績から考えれば、ここでもヒケは取らないはず。

△(７)キイチオータム…前走は終始ペースを落とすことなく前にプレッシャーを与え続けての差し切り勝ち、着差以上に強い内容だった。斤量は前回から増えるが、クラスは据え置き。ここもしぶとさフルに生かせれば。

△(10)ワンダーグリー…素早い上りが使えるタイプではないので、スローの上り勝負ではやや切れ負けする面がある。勝った2走前のような淀みない展開となれば。