おすすめ注目レース
2025年9月14日 百万石スプリント3歳上オープンサラ系3歳以上 定量 (金沢競馬) ツイート
金沢競馬 第12レース 「貴重」な存在プレシオーソ、ここも圧倒濃厚
"競馬カナザワ 大井 明洋"
8月7日の大雨で競馬場全体が浸水、特に厩舎地区は馬の膝上まで水が…。そのため2開催(4週)中止になったことに伴い、急遽実施されることになった重賞。同距離の7月20日・日本海スプリントに参戦していない馬の動向がレースの鍵になるとはいえ、転入初戦1700mを衝撃のレコードタイム、そして内から3~4コーナー先頭で1400m重賞を圧勝・連勝(2)プレシオーソの強さは断然。課題である気性の激しさ・浸水後の態勢がどうかに尽きるが、大きな問題はなく力を出してくれると見て信頼の◎。焦点は2~3着争い。差し勢が2~3着に浮上した日本海スプリントと同じ先行3頭がいるだけに、ここもハイペースは避けられないだろうが、勝ち馬に交わされて直線失速した(1)ハクサンパイオニアは当時の斤量59キロ、今回は57キロに。その点で粘りは増すはず。ただ、(8)タントゥームが前走のようにハナまで奪いにくると話は別。日本海スプリント2着(4)ハクサンアルタイルの再浮上はもちろん、全国交流の読売レディス杯で5着と健闘(3)コパノフランシスも展開的に面白そう。他にも南関東A2勝ちの実績馬(6)プレストカイザー、(5)ロマンスグレーも復調度や距離対応次第で次位争い参戦十分。復調すれば(7)ショウガフクキタルも圏内。◎(2)プレシオーソ以外の絞り込みが難しい一戦だ。
◎は(2)プレシオーソ。調教で気性の激しさ・操縦難を見せていて手探り状態だったはずの転入初戦1700mを抑えすぎずに逃げて不滅と言われていたレコードタイムを更新の圧勝。中央時も短距離にシフトしていって昨秋2勝クラス勝ちは1200メートル・差し。その実績・経緯を思えば距離短縮は問題なかっただけに前走・日本海スプリントも行く馬を行かせて3コーナー内から先頭に立って最後は流す感じで5馬身差。1700m以下なら現時点だと金沢で一番強い馬とも言っていい。厩舎浸水を経た中間の状態も問題なしとあれば、ここも圧倒濃厚。
○は(1)ハクサンパイオニア。1400メートルで逃げた時に限れば当地全勝だったが、59キロ・プレシオーソに内から早めに交わされた前走は失速の初黒星。同じ隊列・展開になりそうな顔ぶれとはいえ、斤量は59キロから57キロと2キロ減る。仕上がり面も問題なさそうなだけに、粘りは増すはず。
▲は(3)コパノフランシス。高知時に強敵相手に準重賞勝ち実績。昨年の転入当初は立て直しが必要な状態だったが、大事に使って1400~1500mで折り合ってロスなく運べた時はA1で2着1回・3着2回、今季の始動戦だった3月の1500m2組準重賞で待望の当地初勝利。重賞では結果が出ていないものの、同距離の3走前A1-2ではハクサンパイオニアの2着を確保。全国交流の前走・読売レディス杯5着と健闘を思えば前々走のようにゴチャつかなければ上位を狙えるし、バラけそうな顔ぶれで内目の枠というのは絶好。
△は(6)プレストカイザー。十分な追い切り2本、半年ぶり大幅体重増でも太くは映らずの5月戦だったが、結果が出ず再度立て直し。ロマンスグレーに先着歴もある南関東A2勝ち実績通りなら、こんなはずはない。前走を踏まえて仕上げ直した効果+先行勢の直後で絶好位を確保なら好走十分。
注は(4)ハクサンアルタイル。名古屋A1勝ち2000メートル・先行だが、昨季最終戦2組勝ちなど当地連対1500m以下。今は集中力持続の短距離ベター、前走・日本海スプリントのように先行勢が失速する展開だと差し込んでくる。今回のポイントは昨季休養した暑い時季の克服。調教内容や厩舎談話からは割引が必要と見て、押さえ評価に。
穴は(5)ロマンスグレー。転入後体重減でも南関東A2好走時並、最前列なら好戦も、体つき・レースぶり・調教を見ると転入前に休養した影響が尾を引く感も。その点で今回、追い切り2本消化は復調の兆しか。不慣れな短距離に対応できれば上位争い可能。
おすすめ買い目
※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。