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2025年9月14日 第20回 石川テレビ杯【ネクストスター金沢TR】2歳サラ系2歳 定量 (金沢競馬) ツイート
金沢競馬 第10レース 頂点を狙って金沢へ!ソウルシェイキン
"競馬カナザワ 大井 明洋"
高額賞金「ネクストスター」新設の一昨年から牡馬混合にリニューアル。このレースが今年最初の2歳重賞で、ここ2年は牝馬が上位独占、昨年は道営1勝の転入初戦馬ワンツーという結果。さて今年。まだ金沢デビュー馬で新馬勝ち、もしくは2着の有力馬同士の対戦も少ない段階に、道営と大井から好走直後に転入してきた馬が2頭いて、例年以上に先行争いや展開も含めて予想がしづらい。感触や臨戦過程的に大井から転入(8)ソウルシェイキンを中心視するものの、現時点でハッキリとしたことも言い難く、他にも5頭ほど勝利候補がいる。無印にした馬にも3着ならあり得る馬も複数。
◎は(8)ソウルシェイキン。大井から好走している2歳馬が転入してくるのは記憶にないくらい異例。重賞戦線を総なめにする思いを持っていると推測。もう少し身のこなしが良くなれば、それも可能な素材に映るし、決して大きくはないが体つきと毛ヅヤ良好。1000m・1200mで前の馬を交わせなかった内容だが、1400mくらいなら初距離も大きな問題ではないはず。位置取り・展開対応は読めないものの、併せ馬の追い切り先着で鞍上も好手応えを掴んでおり、基本性能で上回ると見た。8月24日の入厩で、厩舎浸水の影響を受けていないのもプラス材料か。
○は(1)ケーズコマクサ。初の1400mだった2戦目の前走は18キロの体重増。先を見据えた仕上げだったようにも映ったし、1枠で出負けしたことで道中の反応も悪かった。ただ、砂を被る競馬を経験したことは必ずや今後の糧になり、新馬戦は目一杯追わず約14馬身もの大差を付けた世代トップクラスの能力の高さも疑いはないもの。追い切りの動きや姿からも上積み大と見るし、再度1枠からの展開がどうかだけ。
▲は(6)カミノメノルカ。能検や新馬戦はスタートが遅かったものの凄い伸び脚。勝ち馬に1馬身届かなかった900mも負けて強しに思えた。1400mの2戦目は少し促しながらインを追走して直線で外に出すと突き放す一方。非凡な末脚の持ち主が更なる進境を見せて今後が楽しみになった。7月8日以来と2ヵ月以上のレース間隔、そして厩舎浸水後の仕上げに少々苦労したかと個人的には感じた分で▲印としたものの、10日の追い切りを見る限り大きな心配はない。先行激化の展開になるようなら、まとめて差し切ってもいい。
△は(3)リュウノタイタン。好馬体で将来性豊かな牡馬。今季最初の新馬戦を期待に違わぬ走りで圧勝したが、一介のスピード馬という印象はなく、馬場差を思えば他の新馬戦より時計の価値も高い。先を見据えてか、休養してここから再始動となるが、8月7日の厩舎浸水時に不在だった点(19日入厩)はある意味ダメージなく幸運だったとも。中間の計量で20キロ以上体重増だが、その後に2本ビシッと追い切り。同厩舎のソウルシェイキンには併せ馬では遅れたものの、動けない仕上がりにも映らない。キャリア1戦で初距離という経験のなさがどうかだけ。
注は(2)エムティジーク。新馬戦はリュウノタイタン、2戦目1400mはカミノメノルカに完敗。ただ、2戦目に関しては外3番手から自ら動いて一旦先頭の内容は悪くなかったし、心身両面の幼さも徐々に抜けてきたことで、逃げた前走は好時計で圧勝して見せた。相手が違う今回、展開も含め同じ走りができるか分からない分、この印としたが、厩舎浸水を経ても更に進化しているかの追い切りの動きは自他共に認めるところ。1~2戦目とは違う結果も十分。
穴は(10)エムティブレイド。道営3戦目で勝ち星を挙げて翌週の7月30日に入厩。厩舎浸水で2開催中止となり出走が延びたものの、スピード秘める丸っこい体つきはキープできており、調整も順調。前走、そして当地での調教でもブリンカー着用の気性、一連のレース内容を見ると外から被せられたり距離が延びたりすると不安な印象もあるが、力を出し切れば好戦必至の道営1勝馬。
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