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2025年6月23日   B2四サラ系一般 定量 (金沢競馬)  

金沢競馬   第11レース   気温上昇歓迎・展開好転と見て、ビューティーハニーを狙う
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-3_kanazawa.jpg まずは馬場傾向に触れたい。先週は砂補充された後だったが、前日~当日に雨が降った15日(日)は高速馬場、逃げと2列目インが明らかに有利な結果。馬場が乾いた17日(火)は差しの浮上も目に付いたものの、この日は前夜から雨予報。先週日曜日の傾向をイメージしておきたい。
 さて、このレース。近走比較で大差はないフルゲート12頭、どの馬も半信半疑な現状。全馬が馬券圏内可能と言える大混戦で、さすがに予想の自信度は低い。馬券の軸としては前走より距離と相手関係が好転する格上(8)ヴェノムが最適に思えるものの、狙ってみたいのは(5)ビューティーハニー。馬場や顔ぶれ的に先行馬が残りそうというのが一番の理由だが、ハナ候補(4)レオテソーロは1500mだと頼りなさが残るし、もし外の(9)ハクサンソヌス、(11)アンダーレが積極策に出ても2列目インに控えてもいいし、好枠順とも言える。最近の暑さも苦にしなさそうな牝馬、勝ってB2昇級後は厳しい展開ばかり。ここ3走より走れると見て◎。以下は当日の馬場傾向や立ち回り一つだが、(4)レオテソーロ以外はロスなく立ち回って差してくる可能性がある馬に印を打った。

 ◎は(5)ビューティーハニー。4走前に逃げて快勝してB2昇級後は先行して3角で交わされる内容の4着・5着・4着だが、むしろ気温上昇で毛ヅヤなど見た目は春より良くなっているくらい。これまでを振り返れば4勝はハナなど最前列とはいえ控えても好走歴があるし、割と好位より前なら自在に立ち回ることもできる。全般的にはここ3走より相手関係・展開は楽になったここは変わり身を狙っていい状況に思える。

 ○は(8)ヴェノム。2022年の大一番・中日杯はハクサンアマゾネスを撃破して頂点に立った実績馬。本来このクラスでモタついてほしくないが、そのA級時と同様のブリンカー着用で3走前は反応が良くなって快勝したものの、まだ往時の走りは見込めない現状のようで、忙しい1400mだとここ2走は厳しい結果に。まして前走は好成績馬集結の特選で超高速決着。相手が楽になって1500mに距離が延びれば前進は間違いない状況。どの位置に付けて流れに乗れるかだけ。

 ▲は(6)アシュラム。昨年春の転入時が約2年半ぶりだったように体質的な難しさを抱える馬だが、昨季も勝てていないとはいえB2を突破できる潜在能力は間違いなくある馬。B2昇級後のここ3走3着・3着・6着は先着を許したのも実力馬ばかり、ましてスタートの遅いこの馬には不向きな馬場や展開でもあった。昨夏も好走したように気温上昇も大きなマイナスにはならないはずで、中間の攻め気配も悪くない。差しの届く流れになるか、ロスなく進出できるかに尽きる。

 △は(1)モルフェブーケ。インの好位置でも3着争い伸び負けた前走の評価は微妙だが、春より動ける態勢になっているのは確か。昨季B2連対時も雨馬場・1500メートルを苦にしていないし、先行馬の直後インを取れる枠順。前走並でも勝負になりそうな顔ぶれでもあり、面白い。

 注は(4)レオテソーロ。転入後苦戦していた1500mでも青柳騎手が巧いペースで逃げて前走は克服。ただ、ゲート・折り合いが難しいタイプだけに、まだ楽観はできないし、同じようなペースで逃げられる保証はない顔ぶれ。勝ち時計的には上位争い可能でも、その点で押さえの「注」評価に留めた。

 穴は(2)シュンプウ。格上ウメタロウが強すぎた開幕戦B1-3の2着時に鼻出血。昨季も馬場入場時に放馬した気性。心身ともに本物ではないのか、近走は外に張るような乗り難しさも見せて案外だが、JRAで入着3回や昨季連対時の内容なら、むしろ能力上位と言える馬。内をうまく立ち回れると一変する可能性はある。

おすすめ買い目

馬単 5→8 8→5 5→6 6→5 5→1 5→4 5→2

 

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