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2025年6月19日   園田FCスプリント (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   スピード自慢が集まった電撃の4ハロン
"ケイバブック 宮垣 優"

8-3_sonoda.jpg 木曜日のメインレースは重賞の園田FCスプリント。西日本交流の820m戦で今年は高知3頭、佐賀2頭、兵庫7頭のフルゲート12頭が集まった。今年も快速自慢の馬が揃っておりスタートと二の脚の速さがポイントになってくる。本命に推すのは(10)スマートセプター。転入後負けたのは姫路での重賞だけで園田コースは負け無し。初めてのワンターン戦でも持ち前のスピードで押し切れるだろう。相手候補は前哨戦で快勝をした(2)ゴールドボンドと820m戦で新境地を見せた(9)リケアサブルの2頭。他には叩き2走目で上積みが見込める(5)ルクスランページやスピードでは引けを取らない(11)ラインガルーダが続く。

◎ (10)スマートセプター…昨年のこの時期にJRAから転入してから8戦7勝。唯一敗れたのは今年の1月末に姫路で行われた兵庫ウインターカップだけ。そのレースでは砂の深い最内枠からスンナリハナを切ったが、終始深いところを通らされていたし、他馬からのプレッシャーも厳しかった。その後は敗戦を引きずることなく2連勝とスピードの違いを見せている。今回は初めてのワンターン戦になるのでその対応がカギになってくるがこの馬自身のポテンシャルを考えたら問題は無いだろう。中間もいつも通りの乗り込みで相変わらず軽快な動きを見せている。外目の枠に入ったこともこの馬にとってプラス材料。他馬のスピードなどに戸惑わなければ待望の初重賞制覇も見えてくる。

〇 (2)ゴールドボンド…全12勝のうちワンターン戦では8勝をあげている。兵庫ではすべて掲示板に載っているし、馬券圏外になったのも一度だけとこの距離は滅法強い。個人的には昨年の10月に一番斤量が重い斤量でハナを切って逃げ切った内容が強烈に印象に残っている。前走もスタートダッシュが速く一気に先手を奪うと最後までしっかりと押し切った。内枠に入ったことはこの馬にとって好材料。いつも通りのスタート切ってハナを取り切れればそのまま逃げ切ることができるだろう。一つ上の全兄が重賞4勝馬のエクロクラージュ。ここで初めての重賞を勝ち兄に続けるかどうか要注目。

▲ (9)リケアサブル…3歳時の高知籍の時に兵庫ユースカップとネクストスター西日本を制覇。その後はなかなか調子が上がってこずに今ひとつの競馬が続いた時期もあったが、今年になってこの馬のバロメーターである煩い部分が出てきておりそれに伴って成績も上がってきている。2走前に初めてワンターン戦を使い6番手追走から直線で鋭く伸びて差し切った。前走は好位追走から直線で一度抜け出した馬をゴール前で捕らえて差し切り勝ち。まさしくこの距離で新境地を見せたと言っていいだろう。この中間も順調で最終追い切りでは好時計を出していた。返し馬で多少暴走気味になるのは寧ろ調子の良い証拠なので割り引く必要はない。今回は一気の相手強化になるし時計的にも物足りない部分はあるが差し脚が活きる展開になれば一気に浮上してくる。

△ (5)ルクスランページ…休み明けだった前走は終始押っ付けるかたちで反応が今ひとつに映ったが最後は勝ち馬に迫っていた。もともと休み明けはあまり成績が良くない馬で兵庫に再転入後唯一馬券圏外になったのが休み明けの一戦だったことを考えると前走の内容は上々といえるだろう。一度使ったことで気配は断然良くなってきているし追い切りの動きも前走時以上の反応が良くなっている印象。昨年は3着だったが、そこから力を付けてきているし、前走以上のパフォーマンスを発揮できれば勝ち負けできるだろう。

△ (11)ラインガルーダ…前走の佐賀スプリングダッシュでは二の脚の速さで先手を奪うスピードを見せていた。最後甘くなってしまい差されてしまった点は気になる材料ではあるが、この馬のスピード能力はここでも上位だろう。JRA在籍時には中京ダート1200mのレコードを持っている馬でその時も逃げ切り勝ちだった。スムーズな立ち回りができれば昨年のオールスマートに続いて佐賀勢の連覇も可能だろう。

おすすめ買い目

馬単 10→2 2→10 10→9 9→10 10→5 5→10 10→11 11→10

 

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