Odds Park 競馬

　来月5日に行われる六甲盃に向けた前哨戦。中心は南関東から再び園田に戻ってきたラッキードリーム。道営3冠などこれまで積み重ねた重賞の勝利数は12。南関東では2走前の金盃トライアルを勝利したものの、目立った結果が出せなかったが、今回は（8.1.2.0）と今だ馬券外なしの園田馬場に戻る。格好は付けてくれるだろう。相手はアキュートガール。目標にしていた佐賀ヴィーナスC除外で間隔は開いたが、その間も十分すぎるほどの乗り込み量。前走で完全復活を果たしたし、男馬相手でも。タイキフォースは休養明け明けの2走の内容が秀逸。まだ上積みもありそう。ベストオブラック、サンライズホープの柏原厩舎2頭は前走後外厩施設で立て直し、メイショウハクサンも含め流れ次第で台頭余地。

◎（4）ラッキードリーム…道営3冠含む5勝、兵庫移籍後は園田金盃、昨年の六甲盃など地元で6勝、金沢イヌワシ賞も合わせ積み重ねた重賞勝利数は12。南関東でも2走前の金盃トライアルを勝利しており、力の衰えはまだない。追い切り時計から状態面も問題はなさそうだし、今回のメンバー構成なら格好はつけてくれるだろう。

○(2)アキュートガール…23年新春賞勝利後長らく低迷が続いていたが、4走前に長く脚を使い久々の勝利を飾ると、そこから軌道に乗り、特に前走の姫路1800m戦では3角先頭そこから後続に9馬身差と完全復活を遂げた。そこから目標としていた佐賀ヴィーナスCを除外となり、間隔は開いたが十分すぎる乗り込み量で仕上がりに抜かりなし。

▲(1)タイキフォース…転入後2走の1400m戦では結果は出なかったが、距離を延ばした2走前が○アキュートガールを直線半ばであっさり交わしさり勝利、前走も重賞実績のあるウインドケーヴ、ツムタイザンらを完封と距離延長を機に覚醒。これまで外スンナリの競馬なだけに今回の最内枠への対応がひとつカギになるが、状態面は申し分ない。

△（3）ベストオブラック…自慢の末脚を武器に重賞戦線でも善戦を続ける同馬。2走前の新春賞ではスムーズさを欠いたとはいえ、昨年3歳2冠のマルカイグアスにハナ差まで迫り重賞で初の馬券内に。前走後も緩めず外厩施設でしっかり乗ってもらったとのことで久々の影響はなさそうだし、流れさえ向けばゴール前一気の浮上も。

△（7）サンライズホープ…前走の白鷺賞は奮わなかったが、新庄Jとコンビを組んでから斤量の恩恵があったにせよ、レース振りがグングン良化。この中間は坂路施設でしっかり鍛え込まれ、帰厩後も時間を掛けて入念に乗り込まれた。立て直し効果に期待。

△（5）メイショウハクサン…今回と同じ六甲盃の前哨戦として行われた昨年の同距離戦ではラッキードリーム、スマイルミーシャらをひと捲り。圧巻の勝利で本番に臨んだが、スローの展開に泣かされ結果を出せなかった。そこから目立った結果は出ていないが、今回は吉村Jとの新コンビを結成。新たな一面が出ないか。