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2025年4月13日 第35回 金沢スプリングカップ4歳上サラ系一般 定量 (金沢競馬) ツイート
金沢競馬 第10レース 本領発揮なら負けない!オヌシナニモノ
"競馬カナザワ 大井 明洋"
シーズン最初の重賞は例年通りこのレース。1500mに距離を短縮してリニューアルされた後のここ2年も少頭数だったが、1開催早く実施の今年も希望投票馬は5頭しかおらず7頭立てに。ただ、近況や戦績的に1500m以下なら金沢では上位ランクと言える馬が4頭いる。それらによる激しい争いを期待したい。
中でも主役は(4)オヌシナニモノ。開幕戦3着は途上に思える感触だった上に超ハイペース(差しワンツー)の展開も敗因。上積み必至の状況で、同距離の昨年末重賞と同じ(1)ハクサンパイオニアの外からなら潰される心配も少ない。今度は本領発揮の抜け出しと見る。ただ、オヌシナニモノに勝利歴ある(1)ハクサンパイオニアもそうだが、先行2頭のベストは1400mで、同距離の3月18日と同様に共倒れもなきにしもあらず。状態さえ問題なければ(2)マイネルシスネロスの差し切りも現実味。3番手の好展開が見込める叩き良化型(5)ショウガフクキタルも差はないはずだ。
◎は(4)オヌシナニモノ。一昨年の覇者(昨年は遠征のため出走せず)。昨季も7勝・重賞2勝で、金沢短距離路線の「顔」。前2年は完勝した開幕戦で今年は敗れてしまったが、3月1日に帰厩後はスリムになっていた体を戻しながらの調整に映ったし、直前にビシッと追い切らずの臨戦。加えて超ハイペース2番手の展開も応えた3着。今回の方が馬体も攻め内容も良くなったし、少なくとも前走の敗因は衰えではないはず。暑さが苦手で今の時季が稼ぎ時でもあるし、むしろメンバー構成も今回の方が楽。年末のファンセレクトC勝ち同様、内のハクサンパイオニアをマークしつつ折り合って運べば押し切れるはず。
○は(5)ショウガフクキタル。昨夏の休養明けも9着→7着(長い距離も不向きだったが…)、叩き3戦目の1400mを完勝してからは強い好時計3連勝で3歳重賞制覇、その後の古馬重賞も斤量は軽かったとはいえ2着→4着と健闘。好位インからの展開もこなすようになり走破時計も短縮。体重増でも太くは映らなかった開幕戦大敗は叩き良化型ゆえと見たいし、一歩前進を見せた前走より中間は更に上昇ムード。先行ハクサンパイオニア、オヌシナニモノの直後3番手インに潜り込めば面白くなりそうな唯一の4歳馬。
▲は(1)ハクサンパイオニア。JRA2勝クラスから転入の昨年は、1400mなら後の中日杯勝ちマリンデュンデュンを圧倒、11月には(2)マイネルシスネロス、(4)オヌシナニモノを撃破。使い込んだ疲れも感じた終盤は(4)オヌシに2敗も、上がり目ない過程・斤量58キロ・厳しいマークを思えば年末重賞3着は頑張った方。超ハイペース・途上の前走結果は仕方なく、今回は明らかに仕上がりが増している。先週同様に逃げ有利馬場傾向ならオヌシナニモノの出方次第で粘り込み、もしくは振り切っても不思議はない。
△は(2)マイネルシスネロス。A級6勝や重賞2着がある道営時は1600m以上で先行(480kg台)していたが、再三の鼻出血。その点や折り合い面でも現状は1500m辺りベストだろう。逆転候補と期待された昨年末ファンセレクトCは鼻出血の再発で4コーナーで競走中止、冬休みで立て直しということになったが、見た目もひと息で試走に近い調整過程だった前走も3着に差し込み地力を再認識。今回は攻めを強化してきたし、完調とまでは言えなくても上積み必至。無事に走り切れば自在に動ける点も加味すると首位まで狙える存在。
注は(3)クールドレーヌ。力関係的にあくまで3着候補としての「注」印。例年の冬休み明けは細くて毛ヅヤひと息だが、前2年も1着→1着・3着→1着(B1)。現状の姿は気にする必要ないタイプで、前走も今季初戦・相手・展開・時計を思えばマズマズの5着確保。更に相手強化で常識的には厳しいものの、緩めず攻めて自身は前進必至な態勢、人気馬が競ると出番が回ってくる少頭数。上記馬次第では3着なら可能性。
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