Odds Park 競馬

　今日のメインはＢ１組の百十郎桜特別。出走８頭中、７頭が前走で勝ち鞍を挙げた好調な素質馬揃いの一戦になったが。中でも勝ちっぷりの良さが光ったのが◎(１)ドントレットゴー。前走で負かしたラブアンバジョは重賞クラスの実績馬で、あの馬を難なく退けた内容からも潜在能力は相当高そうだ。○(６)アルサーフィも転入初戦からセンスの良さを感じさせた１頭。展開や馬場は先行馬に有利な状況だったが、そんなことはお構いなしに直線一気の差し切り勝ち。ひと叩きした上積みも見込めるだけに連勝も十分か。転入後の３走で２勝を挙げた▲(４)ウインフィエルテ。今回は12月以来になるぶん３番手の評価にとどめたが、前走時計の１分28秒３は文句なしに優秀。大型馬だが、鉄砲実績はあり初戦からマークしたい。安定した末脚が魅力の△(５)ゴコウサス、時計は地味ながら苦しい展開をしのいで勝った×(７)アンテナラスト、どんな相手や展開でも大崩れなくまとめてきた×(８)ボワエトワールも連争いなら十分に可能。

◎(１)ドントレットゴー　中央デビュー後は未勝利で２着。その後、笠松で３勝を挙げると再び中央へ。結局、１勝クラスではいいところがなかったが、再転入初戦の前走を快勝とこれで笠松では４連勝中。まだまだ奥がありそうで勝ち組のここに入っても期待大だ。

○(６)アルサーフィ　転入初戦となった前走を中団から見事な末脚で差し切り勝ちと、いきなり潜在能力の高さを見せつけた。移籍直前を取り消しており、まだ調整途上と思われた段階での勝利は価値が高い。叩いた上積みが見込めるだけに、相手強化でも楽しみ。

▲(４)ウインフィエルテ　中央未勝利から３歳９月に笠松へ転入して連勝を飾り、すぐに大井へ移籍。２勝を挙げたあと、昨年11月に再び笠松に転入し１→７→１着。今回は12月以来になるが、大井では約４カ月半ぶりで２着の実績があり、鉄砲は問題なさそう。

△(５)ゴコウサス　中央では未勝利ながら２着が４回ある実力馬。笠松では平場で勝てても１組ではあと一歩が足りない競馬が続いているが、堅実な末脚は健在。前走では１分29秒台をマークとスピード勝負に対応できたのも収穫。

×(７)アンテナラスト　門別で３勝を挙げて前走から笠松へ。転入初戦では１分32秒９と少し時計は地味だったが、スローペースの中、ラスト100ｍでズバッと伸びて差し切りと能力の一端は見せた。一気の相手強化になるが軽視できない。

×(８)ボワエトワール　昨年10月に笠松へ転入以来11走して（３・６・１・１）。転入２走目で６着に敗れた以外は先行、差しと自在に使い分けて手堅い成績を残してきた。１組で相手は強くなったが、それなりにまとめる可能性は高い。