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2025年2月11日   仲春(ちゅうしゅん)特別A6サラ系一般 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   勢いは止まらない ハクサンミニョン
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-1_nagoya.jpg2日目のメインはA6組で行われる仲春特別。この日のA級は12RのA7組が10頭立てながら非常に混戦模様。11頭立てでもこちらのレースの方が当てやすい印象だ。というのも、転入後4連勝と飛ぶ鳥を落とす勢いのハクサンミニョンがいるし、これを追い掛けるのも前開催A7組を勝ったハイアーグレードの鼻息が荒く、転入新馬の2頭、中央1勝クラスから移籍となるヒデシンイメル、2歳時にJBC2歳優駿3着があり南関東B2B3あたりで勝ち負けの実績があるリアルミーとタレントが揃っているからだ。上位4頭で順当に収まりそうな気がしてならない。その他の馬で押さえておきたいのは角田厩舎の2頭イントゥザファイアアルバミノル。前者は前走で再ブリンカーで軌道修正ができた。後者はここ2走は1700mが長かった印象もある。1500mに短縮すれば変わり身があっても良さそうだが…。ただ、陣営は慎重な構え。上位人気が予想される面々とは勢いの差を感じてしまう。資金に余裕があり、配当面での妙味がある場合としておく。結論を言えば、本命戦とみてハクサンミニョンの1着固定で、ハイアーグレード、ヒデシンイメル、リアルミーの3頭をBOXで6点買い。均等に買っては面白くないので気のある所を厚めに買うのがいいか。ちなみに、あえてハクサンミニョンの負ける馬券を買うなら同じ坂口厩舎のヒデシンイメルとみているが、当日パドックの気配を見て決めたいと思う。

◎(2)ハクサンミニョン…昨年12月に中央1勝クラスから移籍。C2組からのスタートと条件に恵まれたこともあって一気に4連勝して前走でA8組勝ち。初戦は能力が計り知れずにしっかり追われたぶん1秒7差もの大差を付けたが、その後は0秒5、0秒4、0秒6差と決して大きな着差ではないが、余力を残した状態で勝ち上がってきた。距離の長短は問わないし、出脚の鋭さもあって枠の内外も気にならない。まだまだ上のクラスが望める馬だけに、連勝を『5』に伸ばす公算が大きいか。

○(10)ハイアーグレード…中央では2戦目での勝ち上がりだったが、1勝クラスでは3着が2回あるものの、3年近く勝利がなく高知へ移籍。高知でもC3で2勝を挙げるにとどまった。ただ、当地の環境、馬場が合ったのか、10着→3着→1着と復調ムード。ここ2走は追い切りで絶好の動きを披露していたように、年齢の割に若々しくて目下の出来の良さも窺える。2走前に0秒8差引き離されたハクサンミニョンは強敵だが、あわよくば逆転がないか。少なくとも着差は詰まるはずだ。

▲(7)ヒデシンイメル…中央では勝ち上がるのに11戦を要したが、それまで掲示板を外したのは2回のみ。さすがに1勝クラスでは4着が1回のみと苦戦の傾向だったが、順調に使いつつの移籍で体調面に不安はない。追い切りもサッと流した感じながら水準以上の時計が出た。小回り向きの先行力もあるし、初戦から要注目だろう。

△(1)リアルミー…道営デビューで新馬→オープン勝ち。JBC2歳優駿で3着と2歳時の実績はかなり。古馬となって南関東へ移籍したがB2B3を勝ち切れず、道営に戻ってからもA2で掲示板止まりと伸び悩んだ。この辺りは陣営が言うように気難しい面が災いしたのかも。ただ、追い切りの感触は悪くない。当地で再生なるか。

×(6)イントゥザファイア…A級に返り咲いてから4着→6着→8着と足踏み。この間に装備を工夫するなどあらゆる手が講じられたが、前走でブリンカーを再着用すると3着と変わり身を示した。これで軌道に乗ってくればだが、それも当日の馬の気分次第? ただ、気配自体は決して悪く映らないだけに、集中して走ればここでも。

おすすめ買い目

馬単 2→10 2→7 2→1 2→6

 

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