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2025年1月22日 ブルーバードカップ (船橋競馬) ツイート
船橋競馬 第11レース 競馬センス・勝負根性あるクァンタムウェーブ
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬
【中央所属馬の評価】
クァンタムウェーブはダート1800mでデビュー2連勝。もちの木賞も着差以上の強さで、1分51秒6は2歳馬としては優秀。10頭とさばきやすい頭数になるのも歓迎で勢いに乗って重賞初勝利か。
メルキオルは前走芝のジュニアカップは厳しい結果だったが、プラス14キロと太め残りでひと叩きと割り切れるか。ダートでの2戦はいずれも楽勝だったし、スピード能力は相当。見直し当然。
ミストレスは素質の高さで芝の新馬戦を楽勝、アルテミスSも2着と好走したが、父キズナならもともとダートのほうが適性が高い可能性は十分にありそう。軽視禁物。
【地方所属馬の評価】
ホッカイドウ競馬のウィルオレオールは全日本2歳優駿6着も内容は悪くなかったし、今度は平和賞勝ち実績ある船橋コース。距離も問題なさそうだし、一角崩しの期待かかる。
高知のジュゲムーンの前走全日本2歳優駿での5着は高知に移籍しての初戦で、3着ソルジャーフィルドとは同タイムで見せ場も十分だった。前走いい経験でさらに進境みせれば怖さ秘める。
ホッカイドウ競馬のバリウィールは目下3連勝中。距離を延ばしてからの充実ぶりには目を見張る。相手のレベルが上がって展開面では厳しいレースになりそうで、どこまでやれるか。
船橋のリヴェルベロは初勝利が大井で、続く浦和のルーキーズサマーカップで重賞2着。コース問わず走れている。牝馬ながらも地元を代表する格好だが、現状この相手にどこまでやれるか。
大井のカセノタイガーはホッカイドウ競馬からの転入緒戦。JBC2歳優駿は連下争いの圏内だったし、豊富な経験をどこまで強みにできるか。今後につなげたいところ。
川崎のテディージュエリーは勝って相手が上がったここ2戦は2ケタ着順の大敗。現状では狙い立たないし、今後へのいい経験にしたいところ。
浦和のノーブルプラチナは前走の自己条件が案外でここまで3戦未勝利。初コース、初距離の1800mで相手も強力だし、この経験を今後につなげたいところか。
【解説者の予想】
◎(7)クァンタムウェーブ
○(9)メルキオル
▲(4)ミストレス
△(2)ウィルオレオール
△(3)ジュゲムーン
△(8)バリウィール
昨年、アンモシエラを擁してここを制した松永幹夫厩舎から今年も2頭が参戦。いずれも昨年の新種牡馬の中央・地方総合リーディングサイアーに輝いたナダル産駒。
まずは2戦2勝クァンタムウェーブ。新馬戦は楽勝、2か月強の間隔をあけて臨んだ前走は勝負どころでスッと楽な手ごたえで先頭に並びかけると、しぶとく抵抗したロードラビリンスをゴール際で競り落としての勝利。これで競馬センスと勝負根性を同時に示したし、レースぶりから今回初コースの船橋も相性がよさそうなイメージ。無敗のままここを制し、三冠路線へ向かいたい。
メルキオルはダート変わりのデビュー3戦目で2着馬に2秒3差を付ける圧勝劇で初勝利をあげると、続くプラタナス賞も5馬身差で逃げ切り勝ち、2着コパノヴィンセントが後の兵庫JGで2着ならレースレベルも低くはなかった。3か月の放牧調整を挟んだ前走は芝のリステッドで14キロ増なら試走含みの印象。叩き2戦目、ダートで変身。
ミストレスは前々走のGIIIアルテミスS2着、前走GI阪神JF8着も勝ち馬からコンマ差。今回が初ダート戦だけに砂適性は焦点になるが、馬格のあるキズナ産駒だしこの陣営なら当然脈のない馬は連れてこないはず。今回紅一点も昨年勝ち馬もそうだっただけに特段気になる材料でもない。
船橋コースに実績がある強みがあるのはウィルオレオールは、前走の全日本2歳優駿で初めてダートで連対を外したとはいえ、JpnIで勝ち馬からコンマ差なら健闘と言っていいし、小回りの川崎コースよりは広いコースのほうが持ち味の末脚もより生かせるか。全日本2歳優駿でウィルオレオールに先着(5着)したジュゲムーンは初1600mも無難にクリアした印象。すでに10戦消化の豊富なキャリアが武器で、さらに距離延長を克服なら。前走の南部駒賞に勝ったバリウィールも通用の力は秘める。
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