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2024年12月17日 キルタンサス賞B2三以下 牝馬サラ系一般 定量 (金沢競馬) ツイート
金沢競馬 第11レース 相手と展開がガラリ好転!モルフェブーケ
"競馬カナザワ 大井 明洋"
メンバーの大半が近走より相手と先行争いが楽になる。その恩恵を最も受けそうなのは(10)モルフェブーケ。近走は着順を落として前走は最下位に沈んだが、転入後無敗の馬がねじ伏せたレースで他の先行馬は厳しい展開が敗因。好走時の内容は他を上回るし、見直したい。ただ、すぐ内にいる復調中(9)フレーズタルトが抵抗したり、外の逃げ馬(12)ルナエルモッサが積極姿勢を見せるとレースの様相が変わってくるし、絶対視まではできない。先行勢・差し勢、どちらに流れが傾くか読めない面があり、ほとんどの馬が展開次第で浮上可能なメンバー構成。絞り込み・順序付け困難な一戦と言える。
◎は(10)モルフェブーケ。バラける展開の3走前こそ3番手から2着に好走したが、基本的には気性的に逃げがベスト。ここ2走の4着・8着は他も速かった展開の影響が大きい。少し毛は伸びたものの気配落ちは感じず、今回も十分な追い切りを消化できている。同条件だった前走は2・3着馬も次走でワンツーを決めたようにメンバーレベルも高かった。その点は今回グンと楽になり強力先行馬も少ない。反撃を期待。
○は(9)フレーズタルト。まだ転入後4連勝の時計・強さには及ばないものの、気性・ゲート難で大敗続き後に松戸騎手を迎えると出脚回復、再浮上のここ2走1着・2着。モルフェブーケの内を引いての先行争いが最大の鍵と言える今回だが、好発を決めればハナを主張して上回っても不思議ないし、例え2~3番手になっても今なら相手なりに対応できそうな気もする。
▲は(11)フェスティヴノンノ。転入当初の450キロ台より馬体が増えて走力アップした経緯あったが、460キロ台に減ったここ3走も悪くなく、内追走の展開も克服して崩れていない。外枠でポジションを悪くしないかだけが心配も、ロスなく立ち回れば上位必至の顔ぶれ。
△は(2)ナギサノチャコ。道営や南関東では短距離の先行タイプだったが、当地では脚質転換に着手。終い勝負が板に付いてきて人気薄で3着3回。ここ2走も上々の伸びを見せているし、体重増で感触も良くなったように映る。この枠順で流れが落ち着いてしまった時は苦しいかもしれないが、1500mより脚が持続する1400mがベターなはずで、メンバー的にも馬場傾向や捌き一つで好レース可能。
注は(1)リパリス。トモの弱さを抱えており、使い込むと良くない傾向。昨季も10月B1準重賞2着後に8着→9着と下降したし、負けすぎの前走7着もそういった経緯が影響か。ただ、力さえ出し切れば勝って不思議ない今回の顔ぶれ。1開催パスして調整したことで少しでも持ち直せば変わり身があっていい。
穴は(6)グラシアーノ。4開催休んでの復帰戦だった前々走はマズマズの走りだったが、中1週の前走は身のこなしも一息で6頭立ての離された5着。寒い時季は良くない感じもするものの、元々脚が持続する1400mの方が良績が多いし、好走時内容なら見劣らない相手。距離と展開の違いで好走しても不思議ない。
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