Odds Park 競馬

今日のメインはＡ－３組の恵那峡温泉特別。ここは若さと実績を兼備した◎(５)サウンドノバと〇(１)キスリングの３歳馬２頭に期待したい。前者は岐阜金賞で３冠馬フークピグマリオンをハナ差まで追い詰めた実績の持ち主。近況は勝ち切れないが、堅実味は健在でここも大崩れはあるまい。後者は以前までは１頭になるとフワフワする面も見せたり気性面に課題があったが、ひと夏を越して安定して力を発揮できるようになった。ここ２走は連勝と勢いも最高潮だ。モロさが同居するものの前走の中央交流から解放されてすんなり先行の可能性が出てきた▲(９)マルヨニキーヤも有力な１頭。攻め馬の気配も上向いており、一変の可能性を秘める。取り消し明けになるが素質上位は明らかな△(10)カズピレウス、距離短縮で上積みがありそうな×(３)カツノサンキュウと×(６)ユカリプレリュードも連に欠かせない。

◎(５)サウンドノバ　中央では芝中心に使われ３着が最高で６月に笠松へ。８月の岐阜金賞では３冠を達成したフークピグマリオンとハナ差の接戦を演じるなど、その実力は世代でもトップクラス。それだけに前走はやや物足りないが、持ち前の自在脚で上位争いに加わるとみた。

〇(１)キスリング　門別で１勝を挙げ、２歳９月から笠松へ。転入２走目でネクストスター笠松２着など素質の片りんを見せていた。３歳の夏を越して気性面で成長したようで、直近４走で３勝と堅実味も兼備してきた。１枠をどうさばくかはポイントになるが、今の充実ぶりなら期待感の方が大きい。

▲(９)マルヨニキーヤ　９月に連勝を飾ったが、このクラスに上がってからは５→７着。ただ、前走は中央交流で自分の競馬ができなかった。そろそろペースに慣れてくるころだし、ここへきて攻め馬のムードは上がっている。すんなり先行なら一変があっていい。

△(10)カズピレウス　厩舎で足をひねって前走は出走取消となったが、今は完治しているとのこと。直前の追い切りでも好馬力を見せていたし、仕上がりに問題はなさそう。２走前にはこのクラスで４着の実績もあるし、力量的には互角以上とみる。

×(３)カツノサンキュウ　４走前に１着、昇級した３走前も２着と好調だったが、ここ２走は７→５着。少し勢いが薄れたかに思えるが、ここ２走は距離が1600ｍ。走りのいい1400ｍに戻った今回は変化を期待したくなる。

×(６)ユカリプレリュード　笠松でもトップレベルのスピードの持ち主。一本調子な面があり1600ｍではまだ３着が最高だが、逆に笠松1400ｍで馬券に絡めなかったのは８走して１回だけ。小細工なしの大逃げで見せ場を作るはず。